ひとつでは少なすぎる。

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スキルアップし続ける社員の仕事への取り組み方

こんにちは、ヒロタカです。

 

経理職は、伝票を切るのが仕事と思っている人が多いですが、最近は伝票の起票はシステムに任せるのが普通です。今の経理職は、会計処理のメンテナンスや、システム化などの仕事に従事する人が多いです。

 

経理的知識の他にも、パソコンの操作方法や、システムに落とし込む考え方など、日々必要となるスキルは変化しています。そういった日々のスキルアップが出来ない社員は、今後需要がなくなっていくでしょう。

 

 

では、常にスキルアップが出来る社員とは、どういう人なのでしょうか。それは学歴とかIQは関係なく、仕事に対する取り組み方の違いです。

 

会社で同じ仕事を任されても、スキルアップする人と、実力が変わらない人がいます。

 

たとえば、任された仕事を一生懸命にこなそうとする人がいます。前任者に教えられたとおり一生懸命仕事を覚えて、いつしかその仕事に習熟して、もはや前の人と変わりなく仕事がこなせるようになるでしょう。

 

こういった、ただ一生懸命仕事をするだけの人は、スキルアップができない人です。一方で、スキルアップする社員は、任された仕事をどうするのでしょうか。

 

スキルアップし続ける社員は、まずは前任者に教えられた通りに仕事をします。そして、一通り内容を理解したら、その仕事をより良く出来るように、変えようとします。

 

問題発見があなたの仕事

前任者から任された仕事は、一見して、完璧に見えるものです。ただ、慣れてくると段々とそうではない事が分かります。

 

たとえば、考え方が古かったり、今までよりも良くできるポイントを発見したりすることでしょう。その際に、その仕事をより良く変えていく事が、あなたの本当の仕事です。

 

スキルアップ出来ない人は、問題を発見しようとしません。「今のままで十分に仕事が回っているのだから、変える必要なんかない」そう考えてしまい、問題を発見したとしても、見て見ぬふりをします。

 

任された仕事を淡々とこなす事なら、ロボットでもできます。スキルアップする社員は、自分に仕事が任された意味を理解しています。その為、必死になって仕事の問題点を探し、より良くしようと努力します。

 

任された仕事に、付加価値を付ける、もしくは効率化・省力化の結果、その仕事そのものを無くしてしまう。会社や上司が、あなたに求めている仕事とは、本来そういう仕事です。

 

仕事を変えて、自分も変わる

仕事を変えていく過程で、あなた自身のスキルや考え方も変わっていきます。スキルの幅が広がり、より大局的な考え方が出来るようになるでしょう。

 

これは、仕事をより良くするために、新しいスキルを覚えるたり、省力化のために、今まで話したことがなかった、他部署のメンバーと相談するようになるなど、自分が成長する機会を仕事の中で自分で生み出していくからです。

 

仕事を、今までよりも良くするために動く結果、あなたも、今までよりも良い社会人になっていきます。仕事を変えていく過程で手に入れるスキルや経験、コミュニケーション。一日一日に得るものは少なくても、ずっと続けていくと、大きな力になります。

 

仕事を変えることで、自分自身もより良く変化することが出来るのです。

 

変える事を恐れない

変化させた結果、すべてがよくなる事はないでしょう。通常、変化する事は、怖いことです。でも、変化することを恐れてはいけません

 

変えた結果、失敗するかもしれませんし、上司や他の部署から反発を食らう事もあります。ただ、成功するひとは、失敗しても、反省してすぐに歩みなおす人です。

 

成長し続けられる企業は、変化することを恐れません。

 

例えば、アップルコンピューターは、個人向けコンピュータメーカーとして成立しましたが、マイクロソフト/IBMとのコンピューター競争に負けて、一度倒産しかけました。

 

その後、方向転換し、コンピューターを外したアップルと社名を改名します。パーソナルコンピューター事業から、クラウドを中心にした、デジタルデバイスメーカーとして会社を変化し、今では時価総額世界ナンバーワンの企業になっています。

 

変化を恐れてコンピューターに拘っていたら、今頃アップルという会社はなくなっていたかもしれません。リスクを負ってでも、より良く会社を変えていくことに挑戦した結果、大成功をアップルは納めたのです。

 

「失敗は、成功の母」いうことわざもあります。失敗を恐れてチャレンジしないことは、緩やかな衰退と同じです。成長する人は、たくさん失敗して、それにめげずにチャレンジし続けられる人の事なのです。