ひとつでは少なすぎる。

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20代30代の貯蓄が、QOL(生活の質)を下げるリスクを検討する。

こんにちは、ヒロタカです。

 

投資や資産運用の本をよむと、まず書かれているのが、給料はすぐに増やすことは難しいので、節約と貯蓄に焦点を当てる方法。

 

考え方としては間違っていないし、僕も長年そう思っていました。節約こそが、資産運用の第一歩だと。それが出来ないで、給料をすべて使ってしまうようなひとを、内申バカにしていたものだ。

 

 

ただ、ちょっと思った。節約して貯蓄や投資をするとう考え方は、お金の増やし方という面では、正しい。ただ、人生の幸福度や充実感を得るという意味では、好きなものを食べたり買ったりしている人たちのほうが、僕よりも正しいのかもしれない。

 

貯蓄を優先することのリスク

お金の教科書本では、給料からまず貯蓄用のお金を抜いて、残りで生活をしなさいと書かれている。貯金など使われる複利計算では、期間の長さがそのまま成果に出る。長期間運用することが、絶対的に効率的に資産運用できるからだ。

 

だから、将来に備えて、給料の低い20代の頃からの貯蓄や投資を推奨する。

 

ただ、そうなると遊びたい盛りの20代で使えるお金が、少なくなってしまう。お金が無くても楽しいことはあるけど、やっぱり遊ぼうと思ったらある程度のキャッシュが必要になるのが今の世の中だ。

 

これは、将来の生活ために、今したい楽しいことを犠牲にしていると考えても良いかもしれない。将来のQOLを高めるために、若い頃のQOLを下げていのだ。

 

一方で、貯金をしないで好きなことにお金を使う人は、それの反対になる。若い頃にすきなだけ遊べる彼ら彼女らの若い頃のQOLは高くなる、

 

一方で、貯蓄を始める年齢は遅くなるので、その分老後に使える金額は減り、20代から貯蓄をしていたひとよりもQOLは下がると考えられる。

 

一方は、若い頃のQOLが低く、老後のQOLが高い。
もう一方は、若い頃のQOLが高く、老後のQOLが低くなる。

 

つまり、長い目で見ると、どちらを選んでも人生全体のQOLは変わらないのでは無いか、と考えられる。

 

また、お金の部分だけでなく、体の健康の面から考えると、若い頃は健康でも老化でいろいろと身体にガタが出てくる。

 

そうなると、やりたかった事ができなくなる可能性が出てくる。若い頃に頑張って作り上げた資産を、ロクに使わずに生涯を終える可能性がある。

 

若い頃から貯蓄したほうが、蓄財という目的では正しい。だが、それを十分に使わずに死んでしまうと、結局何のために、若い頃我慢をしたのかわからなくなる。

 

そういうリスクは、考慮に入れたい。

 

稼ぐ力をつけるという解決策

QOL(人生の質)という意味では、貯蓄をいつ始めても、人生のトータルで見るとさほど差が無いと考えられる。

 

むしろ、体力のある若いうちにしか出来ない事はたくさんあるので、そういうチャンスをお金の都合で逃すと、一生後悔する可能性もあることは、考慮に値する。

 

若い頃のQOLがたかく、老後のQOLも高いのが人生の理想だ。

 

これを選ぶための手段としては、稼ぐ力をつけることが、1つの解決策だ。

 

将来のために、好きなことを今は我慢して貯蓄する

 

貯蓄をしないで全部好きなことのために使う。

 

これは、両者とも給料が同じことが前提として考えられている。そのため、給料を増やすことが出来れば、問題は解決する。将来の貯蓄をしつつ、好きなことをすれば良いのだ。

 

給料を増やす方法としては、スキルを磨いてより好条件の会社に転職することが考えられる。

 

www.too-little.com

 

今後はAIなどの台頭で、能力のない人は仕事をAIに奪われる未来が予想できる。それの対策としても、日々自分のスキルを磨いて、社会に求められる人材であることが大事だ。