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赤でも白でもロゼでもない、新しいワイン「オレンジワイン」が美味しかった

このあいだ行ったスペインバルで、「オレンジワイン」なるものを頂いきました。

 

お店の人に聞くと、最近流行してきている、ワインの新しい種類とのこと。せっかくなので頂いてみました。

 

 

「オレンジワイン」≠「オレンジのワイン」

オレンジワインと聞くと、オレンジで造ったワインなのかと、一瞬思いましたが、違いました。赤ワインや白ワインと同じ意味で、”オレンジ色のワイン”ということで、オレンジワインとのことです。

 

ボトルを空けて、グラスに注いでみました。オレンジというよりも、ゴールド。こがね色に輝く、ゴージャスな色合いのあるワインが現れました。

 

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聞いてみると、白ワインなどに使われるぶどうを、赤ワインの製法で造って出来上がった、新しい種類のワインらしいです。これはロゼワインと正反対の作り方ですね。

 

白ワインは、白ワイン用のぶどう(シャルドネ、日本の甲州など)から、種や皮を除いて果実のみを絞ってワインを作ります。一方で、赤ワインは、赤ワイン用の黒ぶどう(カベルネ・ソーヴィニヨンやピノ・ノワールなど)を、種や皮ごと絞ることで、渋みや色合いを出しています。

 

ちなみにロゼワインは、赤ワイン用の黒ブドウから、種や皮をのぞいで果実を絞るという、白ワインの製法で出来上がります。つまり、オレンジワインは、白ワイン用の白ぶどうを、その種や皮ごと絞ってワインを作り出すことで、黄金がかったオレンジ色や独特な香りを造っているのです。

 

オレンジワインの香りや味わい

グラスに注いで、匂いを嗅ぐと、ブランデーを薄くしたような独特の香りがします。ブランデーも、別名「焼いたワイン」となので、同じ匂いがしても分からなくもないのですが、ちょっと不思議な感じがします。

 

味わいは、パンチが効いている一方で飲みやすいです。ブランデーに似た香りだからか、ブランデーを薄めたような味わいがします。でもすぐに消えて、白ワインに似た味わいが出てきます。

 

一口目のインパクトは強烈ですが、赤ワインのような渋みや重さはありません。あまりワインが得意でない人も楽しめるワインだなあと思いました。

 

手軽に買える「オレンジワイン」

オレンジワインを飲んだ感想としては、これから確実に流行るワインだと思いました。ロゼワインと同様に、一般受けしそうな色合いと味わいは万人受けするでしょう。従来の、伝統を重んじるワイン農家から反発を得ているワイン、というのも面白いですね。

 

また、色合いが良いです。コガネ色がかったオレンジ色はパーティーや贈り物で映えること間違いなしでしょう。まだ、あまり人に知られていない今がチャンスです。

 

日本の甲州ブランドでも、「オレンジワイン」が作られているのが良いですね。

 

 

甲州グリ・ド・グリは、まさしく”黄金色のオレンジワイン”です。日本のメルシャンワインが山梨で作る、安心のメイド・イン・ジャパンワインです。みりんなどを使った日本食から、山菜を用いた食事まで合う、日本食のためのワインになっています。

 

 

 

 

甲州F.O.Sは、黄金色をより濃くした、銅色(あかがね色)のオレンジワインになります。『すべての人に受け入れられるとは思いません。でも、“常識破り”に興味のある方、冒険したい方は普通でない、パワフルな甲州をお楽しみください。』とは、生産者<ココファームワイナリー>の言葉です。