ひとつでは少なすぎる。

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まだ貯金で(以下略)(3)DCで使える代表的なインデックス指数

こんにちは、ヒロタカです。僕は現在彫金の一部を投資に回しています。投資先は殆どが国内外のインデックス指数連動の投資信託やETF(上場投資信託)です。

 

 

前の記事でインデックス投資をおすすめしました。僕は、老後の資金を貯めようと、将来の夢のために今は貯金をしよう、と堅実に頑張って働いている人ほど、将来へのリスクヘッジとしてインデックス投資をやってもらいたいと思っています。ただ、未だに投資は怖いもの危ないものギャンブルという考えが根強いのは事実です。僕は、投資をすすめる一方で、投資を強要するのはダメだと思っています。お金が関わる出来事ですので無理にする必要はないと思います。ただ、NISAやDCなどで今まで投資をやってこなかった人も、投資をやらなければ行けないという時代になってきています。僕の勤めている会社もDC(確定拠出年金)をはじめました。投資を全く知らない同僚たちが、不安そうにDCのセミナーを受けていました。運用委託先の銀行員の方々と相談していました。個人として投資をするしないに関わらず、投資に対する知識はこれからの社会では欠かせないものとなります。

 

 

www.too-little.com

 

 

前の記事で書いたとおり、インデックス投資は(比較的)リスクの低い投資だと僕は考えています。投資の格言にあります「卵をひとつのかごに盛るな」の通り、多くの業種、多くの国の要素を持つインデックス指数は個別株を保有することと比較してかなり安全(のはず)と言えるでしょう。

 

となると、仮にインデックス投資をするとなると、どのような指数があるのかを今回は紹介したいと思います。日本の東証を対象にした「TOPIX」やその中で更に厳選された「日経平均」、新設された「JPX400」、アメリカの「S&P500」や全世界を対象にした「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス」など様々な指数があります。個別株を買わないインデックス投資家は、どの指数をどのような割合で運用するのかが腕の見せどころかと個人的には思っています。


日本株式なら日経よりもTOPIX(東証株価指数)

東京証券取引所一部上場株式を対象とした指数です。東証一部上場株式の時価総額を評価しているしるうです。1968年1月4日の時価総額を100として計算されています。今現在だと1500ぐらい。知名度としては日経平均のほうが有名かもしれません。ただ、日経平均は東証一部上場株式約1700の内わずか225銘柄を対象として計算されている指数のため、TOPIXの方がインデックス指数としては適当です。海外の指数を考えるときにはどうしても為替を考慮しなければならないのですが、TOPIXはそのリスクが無いこともあり、世界中に投資できる環境がある現在でも一定の人気を保っています。


アメリカ株式を対象にしたS&P500

S&P500(エス アンド ピー ファイブハンドレッド、Standard & Poor's 500 Stock Index)は、S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスが算出しているアメリカの代表的な株価指数。ニューヨーク証券取引所、NYSE MKT、NASDAQに上場している銘柄から代表的な500銘柄の株価を基に算出される、時価総額加重平均型株価指数である。

https://ja.wikipedia.org/wiki/S%26P_500

 

投資先進国アメリカの一番メジャーな指数です。アメリカの株価指数ですが、アップルやマイクロソフト、アマゾンやフェイスブックなどの世界中で取引をしている大企業が構成上位に入っています。トランプ政権になり若干内向気味のアメリカですが、まだまだ世界中から人気のある指数です。

 

先進国全体を対象にしたMSCIワールド

MSCIワールド・インデックスは、MSCI指数の一つで、米国のMSCI Inc.が算出・公表している、日本を含む世界の主要国(先進国)の株式を対象とした株価指数をいいます。これは、グローバルな株価指数で、日本を含む23の先進国の上場企業で構成され、また1969年12月31日を100として浮動株ベースの時価総額加重平均方式で算出されており、組入銘柄の見直しは四半期に一度実施されます。

MSCIワールド・インデックスとは|金融経済用語集

 

先進国全体に投資する場合はMSCIワールド・インデックスが使われます。日本も含まれていますが、時価総額ベースで割合が決まっているので日本の割合はその時の時価によりますが8~10%程度でしょうか。ちなみにアメリカは全体の半数以上を占めています。指数の大体の構成は下記の通り。

 

米国:日本:イギリス:その他 = 60:10:10:20

 

日本株の比率が10%弱しか無いので、国内のインデックス投資家には、為替リスクなどを考慮してMSCIワールドから日本を抜いたMSCIコクサイという指数と、TOPIXを組み合わせてた、より日本株の比率を高くして運用するスタイルもあります。

 

全世界を対象にしたいのならFTSEグローバル・オールキャップ・インデックス

FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスは、全世界の大型、中型、 小型株の市場パフォーマンスを測定します。
• 先進国や新興国市場を含む約47ヵ国の約8,000銘柄で構成されます。
• 全世界の投資可能な市場時価総額の98%以上をカバーしています。

https://www.vanguardjapan.co.jp/docs/FS_VT_JP.pdf 

 

日本とか先進国とか考えずに全ての国々、業種を対象に投資したい場合は、FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスが使われます。全世界の市場の98%以上をカバーしたまさに全世界株式です。全世界の市場が対象なので中国やタイ王国などの新興国も組み入れられていますが、まだまだ時価総額が低いのが現状です。MSCIワールド・インデックスと同様、アメリカが約50%、日本が約8%程度となっています。中国が2%程度、タイは1%以下です。

 

DCなどで投資信託を紹介された場合には、大抵上記の指数に連動したインデックス投資信託が含まれています。勤めている会社がDCを初めた時に、混乱しないために覚えて置くと良いかもしれません。

 

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