ひとつでは少なすぎる。

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実践で学んだ、仕事が「デキる上司」と「デキない上司」の上手な使い方を提案してみる。

こんにちは、ヒロタカです。会社員として働いている場合、人間関係で特に気を使うのが、直属の上司や部下との関係です。

 

僕は、社内でも評判のすごい優秀な上司と、あまり評価の良くない上司のまったく正反対のタイプの部下に付いた経験があります。

 

 

「仕事が出来る上司」の下についた場合にと「仕事ができない上司」の部下になった場合では、伸ばせる能力に違いが出てきます。ただ、新入社員の頃に出会うのなら、圧倒的に「出来る上司」の元で働くのが、自身のキャリアの助けになるでしょう。

 

「デキる上司」で正しくキャリアアップを目指す

上司、いわゆる管理書にの業務には、部下のキャリア形成への指導・管理が含まれている場合が多いです。

 

どういう道筋で部下を成長させるのか、そのためにどういう仕事を割り振るのが良いのか。部下が日常業務をやっている中、上司はそういう答えの出ない問題に頭を使っています。

 

上司の能力が部下よりも上にあるなら、部下の個性に合わせたキャリアを提示することが出来ます。能力は関係ありません。

 

上司の仕事は、その会社(という社会)で、部下がうまく成長するための指導を行うことです。その会社で経験を積んできた上司ならば、

 

・企業風土への理解
・業界ごとの商慣習
・職種ごとの思考方法

 

を持っているはずなので、それらを持っていない部下を指導することは、さほど難しくありません。自分が今までの経験で身につけたもの、それを具体化すれば良いだけです。

 

一方で、いわゆる「出来ない上司」は、そういった経験を積んでこなかった、もしくはずっとやる気のないまま年齢だけ重ねてしまい管理職になった上司です。

 

部下の指導が出来ないということは、今までの仕事の経験が全くの無駄にしていることの証拠です。そんな上司の下でどうして働きたいと思うでしょうか。

 

少なくとも、右も左も分からない時期に、こうった上司の元で働いた部下が有能な社員に育つ可能性は、そうでない場合に比べて低くなることでしょう。

 

そのため、新入社員~入社数年目の若手なら、「仕事が出来る上司」の元で、自分のキャリアの指導を受けるべきですし、


会社としてもそのように人材配置をすることが将来的に会社のためになることでしょう。

 

「デキない上司」で、部下の管理方法を学ぶ

「出来ない上司」の下につくタイミングは、新入社員から成長して、ある程度の経験を積んでいっぱいのプレイヤーになった時です。

 

「出来ない上司」を上手くコントロールすることで、将来的な部下の管理、というのを実践的に学ぶ事が出来ます。

 

これまでがインプットの期間だとすれば、そこからはアウトプットの期間になります。やる気のない、能力のない、保身ばかり考える上司をどうすればやる気に、あなたの都合の良い存在にさせることが出来るのか。それを考えていきましょう。

 

それによって、あなたは管理職になる前に人を指導するという経験を持つことが出来ます。

 

実は、これはすごいチャンスです。

 

実際の管理職の立場では、部下の育成に失敗すれば、それはあなたの失点になりますが、今現在、上司がどうなろうとあなたの責任はありません。

 

将来、部下に対して責任を負う前に、シミュレーションとして。「出来ない上司」を教育してみる。というのも面白い考え方ではないでしょうか。

 

目指すのは「”デキなかった”上司」

まとめると、

 

・新入社員~若手時代は「仕事が出来る上司」の元で能力やスキルを学び
・中堅~管理職手前時代は、「仕事が出来ない上司」で人の育て方を学ぶ

 

ことで、出来ない上司も出来る上司も上手く使えるんではないかと思います。

 

部下は上司を選べませんが、上司も部下を選べないので、上手く上司を利用して自身のキャリアを形成出来るように頑張りましょう。

 

個人的には、出来る出来ないではなく、「仕事が”出来なかった”上司」を目指して行きたいです。

 

常に成長を忘れないために、常に過去の自分を追い越せるように努力し続けることができる。そんな社会人を目指し続けて行きたいものです。

 

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