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市販のチューハイ(ドライ)5本を飲み比べた感想と売り場から見えたもの

こんにちは、ヒロタカです。段々とビールが美味しい季節になってきましたね。でも、最近は、ビールの売上が落ちる一方で、チューハイが好調なのって知ってましたか?

 

 

ストロング系という、アルコール高めの酎ハイが、安く酔えるという理由で人気らしく、様々な種類が販売されています。

 

今回は、ストロング系のチューハイの中で、ドライ味のチューハイを飲み比べて見ました。

 

飲み比べると、同じドライ味でもブランドごとに差別化されているのがわかりました。辛さを重視した酎ハイもあれば、フルーティーな飲みくちを推している酎ハイもあります。

 

宝 焼酎ハイボール ドライ(アルコール7%)☆☆★

原材料:焼酎、糖類、酸味料、香料、カラメル色素

 

昔からある定番商品。

 

チューハイの名の通り、焼酎を割って作った焼酎ハイボールです。

 

アルコール度数は、ストロング系には一歩及ばないまでも7%とけっこうあります。ただ、ほぼ無味無臭で爽快感が強いのでさっぱりと飲める。ビールに飽きて口直しに飲むものとしてはオススメかな。

 

最近のストロング系みたいに、高アルコールを果汁成分で相殺するみたいなパンチの効いた味付けはしてないです。揚げ物とかじゃなくて、味付けのの弱い食事でも合うことでしょう。意外と刺し身とか合いそう。

 

甘くないチューハイが飲みたかったらまずはコレを飲むと良いと思う。元の焼酎が良いのか次の日に残ることも無いのがうれしい。

 

宝 CANチューハイ ドライ(アルコール9%)-☆☆☆

原材料:焼酎、レモン、グレープフルーツ、香料、紅花色素

発売から30年以上。宝酒造が1984年に日本で初めて発売した缶入りチューハイからでた新商品。

 

ストロング系と同様のアルコール度数9%はかなり飲みごたえがあります。一方で、レモンやグレープフルーツ果汁が含まれているために、かなりフルーティーに仕上がっています。

 

先に紹介した、同社の焼酎ハイボールがドライを追求しているのなら、こちらは最近の流行であるフルーティー感を強く押し出している。

 

ストロング系にありがちな、ノドを通り過ぎたあとに感じるクセのようなものがなく、すーっと飲めるのが良い。

 

お酒に甲類焼酎を使っているからなのか、ウォッカやスピリッツを使っているチューハイよりも美味しく感じた。

 

パッケージが真っ黒だから、力強いドライ味を予想していたが、良い意味で見事に裏切られた。同社の焼酎ハイボールと上手く差別化が出来ている。

 

下手なレモン味チューハイよりも断然うまい。甘いのはきらいで、ずっとビールとハイボールを飲んでいる人がいたら、こういうのもあるよって紹介してあげたい。

 

アサヒ 辛口焼酎ハイボール ドライクリア(アルコール9%)☆☆☆

原材料:焼酎、酸味料、香料

 

第一印象で思ったのは、とにかくパッケージがダサいでした(笑)。

 

飲んでみてびっくり、正統派の焼酎ハイボールでした。宝の焼酎ハイボールの(アルコール的な意味での)上位互換。

 

ドライ味でがつんとストロング系が飲みたかったらコレが良いと思う。申し訳程度にシトラス系の香りと味がついてる。

 

ハムカツなんかの揚げ物と一緒に食べたい。たっぷりカラシを付けた揚げたての薄いハムカツをこれで流し込んだら最高だと思う。とにかく揚げ物、辛いものに合う。

 

サントリー -196℃ ストロングゼロ ドライ☆★★

原材料:レモン、グレープフルーツ、ライム、ウォッカ、スピリッツ、香料、甘味料

 

ドライ系で一番売れているけど、多分一番まずいのがこちらです。ホントは星をあと半分削りたい。

 

シトラス系の香りを強く感じる。

 

ウォッカベースだからか、とにかく酒の匂いとクセを消そうと必死になっているのがよく分かる。焼酎と比べると、度数が高い分だけレモン・ライムを多めに入れないとバランスが取れないんですね。

 

レモン味、グレープフルーツ味とかの、大量に果汁を入れる系ならごまかせると思うけど、ドライを出すのは止めたほうが良かったんじゃないかと思うレベル。

 

味付けも、ドライでもフルーティーでもなく中途半端。氷がとけて薄くなったレモンチューハイのような味。味付けがふわふわしていて気持ち悪い。

 

レモンチューハイの辛口が飲みたければ、これも選択肢に入かも。ただ、これを飲んだ次の日はひどかったから、僕は二度と買わない。

 

スターセレクト Strong CHU-HI☆☆★

原材料:ライム果汁、レモン果汁、グレープフルーツ果汁、シークワーサー果汁、ウォッカ、酸味料、香料

 

近所のスーパー(ヤ●コー)に売っていたので勝ってみました。多分、この中で一番安い。

 

値段の割にはよく出来ている。果汁たっぷりでフルーティー感を全面にプッシュしている。アルコールの匂いもなく、ここまでフルーティだとドライなのかは疑問が残る。

飲んだ最後に、ふっと苦味が出てくるのが良いフックになっている。

 

飲み比べまとめ

色々飲もうと思って、スーパーを何件も回ったのですが、結局チューハイのドライは5本しか見つかりませんでした。

 

ただ、スーパーのウリ場面積を見て思ったのが、ストロングゼロ(サントリー)の強さ。チューハイ売り場の半分近くを、ストロングゼロシリーズで占ています。

 

時点で、もぎたて(アサヒ)、キリン氷結(キリン)、宝酒造はスーパーによってあったりなかったり。

 

多分、味付けが強いものは美味しいんだと思いますが、個人的に、ドライが一番素の味が出ると思っているので、ストロングゼロを買うのはあまりおすすめしません。

 

ドライ系のいちおし

爽快感やキレといった、ドライな味を楽しみたかったら、「宝 焼酎ハイボール ドライ」が良いでしょう。さっぱりした後を引かない飲みくちは、どんな食事にもおつまみにも合います。

 

アサヒも美味しいのですが、手に入れるのが困難だと思ったので外しました。たぶん、あのダサいパッケージを直すだけでけっこう変わると思います。味はいいと思うのですけど。

 

フルーティ系のイチオシ

「宝 CANチューハイ ドライ」は最近のベストチューハイ。

 

あくまでもドライの中のフルーティなので、人によっては辛いと感じるかもしれませんけど、上品な香り付けや炭酸の塩梅が最高。

 

さいごに、

ストロング系のチューハイは、味付けでごまかされてしまいますが、実は結構なアルコールを含んでいます。

 

安く美味しく酔えるのは飲ん兵衛の理想ですが、やすいから、飲みやすいからといってたくさん、無理して飲むのは止めましょう。

 

お酒はたのしく、次の日の活力になる程度、にたしなみましょう。

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by カエレバ