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投資活動としての読書。『レバレッジ・リーディング』

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こんにちは、ヒロタカです。本日読んだのは、本田直之氏の『レバレッジ・リーディング』~100倍の利益を稼ぎ出すビジネス書「多読」のすすめ~。

 

 

副題に、ビジネス書「多読」のすすめとあるように、主にビジネス書を対象とした読書術のやり方が書かれていました。

 

著者は、読書を「投資活動そのもの」と言い切り、また、この本を”ビジネスで成功したい人の為の本”と説明します。

 

基本的な考え方は他の読書術と同じで、インプットだけでなくアウトプットが重要だと説明します。

 

また、「レバレッジメモ」という著者のアウトプットの仕方を教えてくれます。

 

実践的な内容としては、本選びのコツ、本の読み方、レバレッジメモの書き方と使い方などが書かれています。

 

『レバレッジ・リーディング』からの抜粋(意訳)

-私にとって読書とは「投資活動そのもの」だからです。

 

-(この本は)ビジネスで成功したい人の為の本です。

 

-一冊のみを読んでこの著者の意見がすべてだと思いこんでしまう危険性を避けるために、多読をするのです。(略)そして、最後の答えは自分で出します。

 

-本選びのコツ(目的を明確にする。自分にとって読みやすい本を選べ。教養型より実践型。あなたにとって身近なテーマ。同じジャンルの本を徹底的に読む)

 

-80対20の法則。全体の16%理解できれば元は取れる

 

 

-読書をシステム化する。(エッセンスを抽出して「レバレッジメモ」を作る

 

 

-大事なのは、本から得たノウハウをレバレッジメモに書きとめ、繰り返し読んで条件反射的に行動できるようにどんどん実践で活用していくことです。(略)読んだだけで実行しなければそれで終わりです。

 

気になったポイント

・時間とお金を投資してリターンを得る投資活動としての読書

・本は読めば読むほど速く読める。(時間のレバレッジ)

・読めば読むほど本を理解する力が深まる。(知識の複利効果)

・大事なのは、本から得たノウハウを実践で活用できるかどうか

 

ビジネス書の読書法として考えられているので、いかにビジネスに活用できるノウハウを得るのかを主目的にしています。その点でも、教養型よりも経営者などが書いた実践型を勧めています。

 

また、時間の無いビジネスマンだからこそ、あえて読書習慣を付けて短時間で知識を得る具体的な方法を提示してきます。

 

そして、レバレッジメモにまとめた内容を実践する。ビジネス書は、理解して記憶するだけではダメで、実践することこそが大事。得たノウハウを実践するようにすすめる読書術は、この本がはじめてです。

 

まとめ

レバレッジ・リーディングは、自分の課題や目的目標にとって必要な情報を得るための読書です。

 

ビジネス書の読書術と書いてありますが、多読(表現で理解する、複数の意見を集める)、速読(課題、目的を持って読み始め、必要ない部分は読み飛ばす)、レバレッジメモ(アウトプットを前提とした読書をする)など、読書術の基本はおさえられている良書です。

 

また、レバレッジメモの使い方(本から得たノウハウや読んでいて思いついたアイディアをメモにまとめ、繰り返し読んで条件反射的に行動する)に関しては、リターンが取れるかはわかりませんが、ビジネス書以外でも十分に使い方がありそうに思えます。


本は読めば読むほど速く読める。(時間のレバレッジ)本を読めば読むほど理解する力が深まる。(知識の複利効果)そんなレバレッジの効いた読書習慣を身に着けたいものです。