ひとつでは少なすぎる。

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佐藤優の「読書の技法」から短時間インプットのテクニックを学ぶ

こんにちは、ヒロタカです。ブログを始めてから、自分の知識が少ないことを改めて実感しました。知識を付けるには読書が一番です。

 

 

そこで今回は、元外務省官僚の作家、佐藤優氏の著作「読書の技法」で、本のインプット方法の真髄を学びました。

 

著者は副題にある通り、熟読術と速読術の2つの読み方を勧めています。月平均300冊読む著者が熟読する本は月に4~5冊程度。

 

知識をつけるには、少数の精鋭本の熟読と多数のそうでない本の速読・多読が一番であり、読んだ本を自分なりにノートにまとめることが大事だと書いています。

 

 

「知は力」であり、知力を身につけるには読書が一番大事

本は、書いた人の知識のエッセンスが詰まっているので、知識を得るためには本を読むのが一番。著者の官僚時代に出会った「知の巨人」は全員読書家だったようです。

 

確かに、本は他の媒体(動画、音声、セミナーなど)に比べて情報密度が高い。また、読む速度を自分で自由に変えられるので読み方使い方を自分で選べるのが良いところですね。

 

ただし、著者の佐藤氏は、決して知識をつけることを勧めているわけではありません。知識をつける重要性や手に入れるためのテクニックを教えることは出来ても、知識を得たいという意欲は自発的に持つべきだと考えているのかと。


読書は基礎知識の熟読と応用の多読が大事

著者は、熟読術と速読術の併用を勧めています。また、読書術自体に関しても正解は無いと書いている。いろいろな方法を調べて自分に最適な読書術を考える、ブラッシュアップするのも良いのでしょう。

 

たとえば、書作が2012年出版なので、電子書籍の使い方に関しての記述はまったくありません。

 

電子書籍は、佐藤氏の速読術を手早く行える最適ツールです。紙の本よりも安く購入することも出来るので、電子書籍はぜひ導入して使いこなしましょう。

 

基礎=大学センターレベル。まずは高校教科書で学べ

基本書は3冊や5冊など奇数にすることを勧めている。これは、本の中で意見が別れた場合、自力で判断することがまだ出来ないので、判断を後回しにしてどちらが多数派なのかをとりあえず判断するためだという。

 

また、歴史や政治などの基本書には、網羅的で、かつ最新情報がまとまっている高校の教科書を使用することを紹介している。

 

時代とともに勉強の内容も、自分が学生だった頃から随分と変わっています。子供の勉強が分からない親、というとも情けない。体系立った知識を学び直すのに教科書での勉強は確かに有効でしょう。

応用=目的意識を持って「読まない」読書(速読と超速読)

速読に必要なのは、基礎がわかっている事と、目的意識を持って読むことです。

 

ただ漠然と教養を着ける目的で本を読むのは、時間の無いサラリーマンには意味がありません。

 

短時間で必要な知識を身につけるために、本の目的外の部分を捨てるテクニックを身につけましょう。

 

重要そうなところはポストイット。

基礎が見についていたら、重要箇所を瞬時に見つける事が、出来るようになると著者は言います。基礎があることで自分の目的にあった箇所とそうでない箇所を瞬時に見分けられるようになります。

 

重要箇所を見つけたら、ポストイットなどでマークしておきましょう。

 

紙のポストイットよりも、透明なフィルムになっているポストイットが良いでしょう。
ダイソーに売っている細長いフィルム素材のポストイットが、量が多くてオススメです。

 

読み終わったら読書ノートにまとめる

読み終わったらポストイットの箇所をノートに書き込む。そしてそれに対してコメントをふす。

 

わからないならわからないで構わないので、その箇所に関して何かしらの発信をすることが大事。

 

早速、山川出版の高校教科書を注文してみた。

速読のためには、要らない部分といる部分を分けるための基礎力が必要です。高校の教科書は基礎知識を体系的に書かれているのでおすすめとの事。

 

早速、山川書店で現代の倫理 改訂版を購入してみました。哲学の基礎を勉強したいので、高校の科目だと倫理になります。

 

一冊465円でした。しかも非課税。教科書てこんなに安かったのですね。これであれだけの知識が詰まっているのは安いよ。

 

ただ当然といえば当然ですが、個人向けはあまり力を注いでいないようです。山川出版から直接購入だと代引きしかできませんでした。

 

クレジットカード決済の場合は、「学参ドットコム 山川出版社支店」から注文する必要があります。

 

www.yamakawa.co.jp

 

通勤時の読書は電子書籍を有効活用しては?

電車通勤をしている人は、車中で本を読むと思います。ハードカバーの本だと重量があり、片手で持って読むのはかなり辛い。そういう人は電子書籍を積極的に使いましょう。

 

電子書籍には、重要箇所に自分でカラーマークをつけて、後で読み直せるマーカーや、文章自体に注釈としてコメントをつける機能があります。

 

これなら、電車で吊り革に掴まりながらでもサクサクと読書を進められるでしょう。

 

アマゾンの電子書籍読み放題サービス。Kindle Unlimitedなら、月額980円で対象の電子書籍が読み放題です。試しに哲学関係で読みたい本をまとめてみました。

 

ソフィーの世界-上(ヨースタイン・ゴルデル)

ツァラトゥストラはこう言った-上(ニーチェ)

無知の壁(養老孟司)

読書について(ショーペンハウアー)

現代思想のパフォーマンス(内田樹)

 


上下巻は上巻だけと、ちょっとセコい感じです。でも、古典哲学や哲学入門でなかなか読みたいタイトルが揃っています。

 

今ならお試しで「Kindle Unlimited」が一ヶ月無料で読めます。

ココから体験申し込み出来ます。

 

良ければどうぞ。