ひとつでは少なすぎる。

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すべての読書は手段である。『要点を理解して、きちんと自分の知識にする読書の習慣』

こんにちは、ヒロタカです。最近は朝の通勤時間で一冊の本を読むように習慣付けしています。佐藤優氏の『読書の技法』にもありますが、本には熟読する本、30分で読める本、5分で読める本の三種類があります。この内、30分で読める本を電車の通勤時間で読むようにしています。

 

 

今回は、読書術の本、宮口公寿氏による読書術の本『要点を理解して、きちんと自分の知識にする読書の習慣』を読みました。著者は、「宮口式記憶術」というセミナーの講師をされていますが、あやしい記憶術の本ではなく、至極まっとうな読書術の本です。

 

『要点を理解して、きちんと自分の知識にする読書の習慣』の要約

自分の知識にするには、暗記するのではなく理解することが大事。本当に記憶するとは、自分の知識にするということ。そのための方法は「何のために読書するのか」という疑問を読む前に意識して、それの回答として本を読むことです。

 

例えば、参考書なら試験に合格する。自己啓発書なら仕事上の悩みを解決するなどです。目的意識は具体的・あなただけの目的を意識するほどよく理解できます。

 

学習する際には、同じ本を熟読するのではなく、様々な本を多読して複数の視点から見ることで理解をより深めることになる。多読・(目標を持った)速読で、素早く理解記憶する事ができる。

 

速読した本には、付箋を貼っておき、読みながらもしくは読み終わったら、(本を読む前に設定した問題を中心とした)マインドマップを作成して理解を深めてみる。

 

読んだ本は、人に聞かせたりブログにまとめるとより理解が深まる。アウトプットするには暗記ではなく、真の理解が必要だからだ。

 

気になった2つのポイント

 

・(読む本で)どんな問題を解決するかの深掘りをする。

 

・読書も仕事と同じで、最適な手順を考えて効率よく読むことを目指す。

 

共に、本自体をどう読むのか、よりも読むという作業を通して読む前の自分が設定した問題を解く、というアウトプットの為の手段として読書を捉えています。読書はインプットするものであるという、自分の中の固定観念を自覚すると共に、仕事のようにアウトプット主体で読書の仕方を考えるのは新鮮な考え方でした。

まとめ:アウトプットを前提としたインプットを行う

この本の目的が。”読書という行為から元をとる方法””かけた時間とお金を何倍にもして取り戻す方法”のため、学習書実務書の有効な使い方が無駄なく書かれています。

 

特に、本をよむという行為をアウトプットする為の手段という風に考える考え方は新鮮でした。

 

僕も常々仕事では、「どれだけ時間を掛けて仕事をしたか」よりも「どれだけの成果を出すことが出来たか」とアウトプットを中心に考えるように仕事をしていました。

 

でも、仕事以外の行為、たとえば読書であり趣味の音楽でありに関しては、その行為自体(読書であり、楽器の練習であり)を中心に考えていた傾向があります。

 

今後、自分のすべての習慣をアウトプット主体で考えることが出来るように習慣づけが出来れば、今までの何倍もの生産性を手に入れることが出来るかもしれません。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。