ひとつでは少なすぎる。

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サラリーマンのアーリーリタイアという選択肢を真面目に検討する

こんにちは、ヒロタカです。ブログを書くようになって初めてわかってきたのが、自分は、自分の事を何も知らないということでした。最近は、自分の事を理解しようとして、就職活動以来の自己分析などをやったりしています。

 

そうやって自己分析をしていくうちに、自分のやりたいことや頑張りたいことが段々と理解できていきました。自己分析してわかったのは、自分は決して「会社で働く」のが好きではないということでした。

 

 

アーリーリタイア(早期リタイア)を考える理由

早期リタイアを考え始めた理由として、一番の理由は、「これから定年まで”会社に雇われて”働かないといけないのか」でした。定年も段々と上限が上がっていくので、70歳、75歳、80歳と上昇していくことが考えられます。

 

そうなると、まさに死に間際まで会社で働くことになる。そう思った瞬間、それは楽しくないな、と僕は思いました。出世競争などが好きで得意な人だったらこれも違うのかもしれません。僕は、仕事は好きでも、会社の社内政治や出世には興味がありません。

 

死ぬ間際まで雇われの生活

仮に、好きでもない出世競争を頑張ったとします。それで今の会社で昇進しても、雇われ社長になれるだけです。資本主義や会社のシステムを否定する気はありませんが、雇われた一生が、自分のしたいことか、と言われると違うと思いました。

 

逆に、出世に背を向けて、自分のやりたい仕事だけをしたいとなっても、雇われの会社ではそれも出来ません。上に出世した同僚や後輩に、使えない人として、たらい回しの一生が待っていることが予想できます。

 

好きなことをやる生涯を生きたい

結局のところ、出世に興味がなく好きなことだけしてお金を貰いたいと思うと、雇われた会社で一生を過ごすというのは、無理な話になります。

 

もちろん社会人の基本や仕事の楽しさを教えてくれた会社には恩がありますが、そこは労働と言うかたちで返しています。

 

自分の人生を十分に行きたいと思うと、生涯会社員勤めをすることは現実的ではない、そう僕は考えます。考えた結果、これからの人生を、アーリーリタイアに向けて歩んでいこうと、考えるようになりました。

リタイアするには2つの方法がある

僕としては、体力が落ちてくる50代でのリタイアを、今現在は検討してます。アーリーリタイアを考える場合に、まず出てくるのはお金の問題です。特に家族のある身ならば、労働による収入がなくなっても十分に家族を養っていけるだけの方策を持っていないと行けないでしょう。

 

リタイアに当たっては、2つの方法があると考えます。そして、その方法によって、これからの20年間で準備することが変わってきます。

 

ひとつは、隠居生活の道。十分な金融資産などを持って引退し、引退後はその収入で生活していく方法です。物価の安い海外などへ移住してゆうゆう気楽な生活を送ったりしているイメージがあります。

 

もうひとつは、セミリタイアの道。金融資産と、そして在職中のスモールビジネをを引退後も継続して行っていく道です。僕としては、会社引退後も仕事をしたい、仕事を通して自己実現していきたいと思っているので、こちらに向けて頑張っていきたいと思っています。

 

隠居生活

十分な金融資産などを所収して、配当収入と資産の取り崩しで生活していく方法。高給の得られる職場で働いている人ならば、十分な金融資産不動産資産を在職中に手に入れることも可能か。

 

メリット:労働からの完全な解放。悠々自適な時間を過ごせる。忙しくて出来なかった趣味などに没頭できる。

 

デメリット:長寿化もあるので、どれぐらいの資産が必要なのか算定が難しい。社会との繋がりが途切れる可能性がある。引退後のやりがいがないと燃え尽き症候群になるかも。

 

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金融資産と、そして在職中のスモールビジネをを引退後も継続して行っていく。引退後も働き続けることになるが、自分で仕事を選べる権利があるので、ストレス無く仕事を楽しめる可能性がある。

 

メリット:仕事を通じた自己実現が出来る。ハリのある人生がおくれる。頑張れば在職中よりも所得が増えるかも。

 

デメリット:労働から開放されない。仕事上でのストレスはある。在職中からビジネスを育てている必要がある。

サラリーマンが、アーリーリタイアに向けて準備するもの

サラリーマン生活の良さとしては、安定した給料や退職金、年金などが上げられます。アーリーリタイアの場合、これらはかなり割り引いた金額しか受け取ることが出来ません。また、引退後は銀行でローンを組むのも難しくなるでしょう。

 

まず第一に必要なのは十分な資産、もしくは安定した仕事が必要になります。望めるのなら、趣味を仕事にするなどの仕事を通した自己実現が出来ることがベストです。

 

家族を養えるだけの資産+仕事

十分な資産、特に家庭があるのなら、今後、家族を十分に養っていくだけの資産を持って引退することを考えましょう。資産のリバランスも適切に行って、場合によってはある程度のリスク・リターンを負う覚悟も必要です。

 

資産+スモールビジネスならば、引退後のビジネスが安定していることが大事です。引退して仕事を始めるのではおそすぎます。在職中にビジネスを始めて、それが軌道に乗るまでは、引退しないようにしましょう。

 

個人としてのやりがい

「会社に雇われる仕事」を引退する最大の目標が、個人としての一生を送りたいです。

会社員としての雇われの仕事は、自分の自由を切り売りすることで報酬を得ていました。

 

自由とは時間だけでなく、自由な意志とか仕事選択の自由とかもそうです。すでに需要と供給の仕組みができあがっている楽な仕事、つまらない仕事、ワクワクしない仕事をお金のためにやる。

 

一度しかない自分の人生の貴重な時間を、出来ることなら自分が充実していると思えることだけで埋め尽くしていきたい、これは決して間違っていない考えだと思います。

 

さいごに

アーリーリタイアに関しては、なかなか完成した考え方ではないので、これから試行錯誤が必要になると思います。上の考えもいま自分が思っていることなので、これで完成だとは思っていません。

 

ただ、自己分析を繰り返した結果の、

 

仕事は好きだけど「会社で働く」のは好きじゃない

という思いを自覚できたことは、大切にしていきたいと思います。

 

 

アーリーリタイアについて考えるきっかけになった本。会社員生活が決して幸せではないことを教えてくれます。