昨年、家族でハワイに行ってきました、遅れに遅れた新婚旅行なのですが、楽しい旅行を送ることができました。
JALのプレミアムエコノミーでハワイまで向かったのですが、その際に成田空港のサクララウンジを利用させてもらいました。ラウンジのビュッフェではあの有名なJALのビーフカレーをいただきました。
その時に食べたJALのオリジナルビーフカレーがとても美味しくて、是非とも自宅でも再現したいなぁと思っていろいろ試行錯誤した結果、なかなか美味しいカレーが出来たので備忘録も兼ねて載せておきます。
材料はこんな感じ
<具材>
牛肩ロース(ブロック)ー600g
玉ねぎー3玉
にんじんー1本
りんごー半分〜1個(お好みで量を調節)
カゴメ トマトペーストミニパックー2袋(36g)
S&B プレミアムフォン・ド・ボー ディナーカレー 中辛ー1箱(400円以上する。美味しいけど高い)
ブーケガルニー1袋(無ければローリエもOK?)
赤ワイン(安物OK。今回はSuntoryの298円)ー300cc
水ー100cc
<使用する道具>
包丁などの一般調理器材、圧力鍋、ハンドブレンダー(ブラウン)
肉は肩ロース、バラ肉、スジと色々試したのですが、結局は肩ロースが一番美味しかったです。
ルーの美味しさではスジもなかなか負けていなかったんですが、ゴロゴロ肉の食感を楽しみたいと思うと肩ロース一択ですね。
肉はハナマサで買っているので、そんな高いものではないのですがガッツリ入れるとカレーのコクが深まって美味しくなります。
作り方
まずは下ごしらえで牛肉を一口大にカット。焼いて煮込むと2周りは小さくなるので、大きすぎるかな、ぐらいの大きさにカットしましょう。目安としてこぶし半分ぐらいでしょうか。
玉ねぎは飴色になるまでソテーするので、スライサーで薄切りにします。
りんごと人参はおろし器ですりおろしておきます。最終的には肉を除いて全部形がなくなるまで煮込みます。
一口大にカットした牛肉をフライパンで軽く焼きます。中火で表面にざっくりと焼き目がついたらさっと取り上げます。
その後に玉ねぎを飴色になるまでソテーします。
オリーブオイルを敷いたフライパンに、スライスした玉ねぎを投入。中火で適時水を加えながら炒めると、20分程で飴色になります。初めにじっくり炒めるのが肝心。
今回は冷凍保存しておいたストックの玉ねぎソテーを使いました。
ここまでで下ごしらえは完了です。ここから食材を煮込んでいきます。
取り出した圧力鍋に玉ねぎソテー、すりおろした人参、すりおろしりんごは半分、焼いた牛肉、カレールーに含まれているフォンドボーを投入します。
りんごは甘さの調節に使うので、半分残しておいて調理の最後に味見しながら追加してください。
赤ワインと水100ccを加えます。最初に5分ほど煮込んでアルコールを飛ばします。ブーケガルニを投入しここから加圧を初めて加圧状態から25分煮込みます。
個人的には25分の煮込みがベストですが、足りない場合はもう5分ほど煮込んでみてください。問題ない柔らかさだったら、すべての肉を一旦鍋から上げます。
肉を取り除いたあとにドロドロに溶けている野菜をハンドブレンダーを使って完全にすりつぶします。
スープがなめらかになったら牛肉を鍋に戻し、残っているプレミアムフォン・ド・ボー ディナーカレーのカレールーを鍋に投入します。
若干酸味が残るかと思いますので、気にならない程度までりんごを投入して味を調節します。煮込んで若干濃い目かな?ぐらいになるまで濃度を調整します。甘さとスパイス感の両建てがJALのビーフカレーの肝になります。
牛肉を入れすぎかな?ぐらい入れることでコクを感じられるようになります。今回は肉のカットが大きすぎましたので要反省。
フルーツ感がリンゴで物足りない場合は、はちみつを入れるか市販のマンゴチャツネを(少量ずつ)入れてみると良いかもしれません。
玉ねぎの炒め方について
昔は飴弱火で60分ぐらいかけてやるものだと思っていたけど、この動画を見てぜんぜん違う!と感動したから載せておく。
AIR SPICE LESSON 10分でアメ色玉ねぎを作る - YouTube
僕はついついやりすぎて20分とかかけてしまうけど。動画だと10分で炒め終えているのでこんなもんでも良いのかもしれない。
たくさん作って冷凍でストックしておくと、煮込み系料理のときに使えるから便利。オニオンスープに入れてもいい。