ひとつでは少なすぎる。

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新しいことを始めたかったら、まずはスペースを探してみよう

新しいことを始めるのは、とてもワクワクする行為です。

 

英語のスキルを伸ばして、キャリアアップの足がかりにする。新しい趣味を始めてみて、今とは違う自分を見つけてみる。新しいことを始めるときは、自分が、なにか違う存在に変身できるんじゃないだろうかと、希望に満ちています。

 

ただ、そうやって、アレモコレモと新しいことに飛びついて、何でもかんでも詰め込んでいったら、いつか破裂してしまうのは簡単に予想できます。

 

 

貴方がよほどの天才でなければ、あれもこれもと手を伸ばしては、結局すべてが中途半端になり、なにも手に入れることは出来なくなってしまうでしょう。

 

捨てもしないのに、始めることは出来ない

何かを新しく始める為には、代わりに何かを捨てる必要があります。等価交換ですね。

 

例えばそれは、英会話を習う際の授業料だったり、テニスのラケットなどの用具代。またそれらを習熟するための時間です。特に気をつけないとならないのは、後者、時間です。

 

時間はお金と違って増やすことができません。貯めることもできません。どれだけ出世したり、どんなに偉くなっても、1日が24時間から増えたり、節約して次の日に30時間使う、なんてことは出来ないのです。

 

そのため、 新しいことを始める際は、時間の使い方に注意しましょう。お金に関しては、財布を開いたり、通帳の残高で確認できるため、みなさん割ときちんとしていますが、時間の使い方に関しては、無頓着な方が多い気がします。

 

そのため、新しいことを始める際にも、何も捨てずに今の生活に新しい事を加えるだけ、という無理な計画を立ててしまうひとがいます。

 

それは、ひとりだけ1日を30時間で生きるようなものです。それでは新しく始めたとしても、無理がたたり、何も身につかないまま、時間とお金を浪費するだけで終わってしまいます。

 

何かを新しく始める際には、そして成果を手にれたいのでしたら、始める代わりに、今まで手元にあるナニカを、捨てる必要があります。それは友達との遊びの時間だったり、家でゆっくりする時間だったり、睡眠時間だったりします。

 

何かを新しく始めるのならば、代わりに、今ある何かを捨てなければならないのです。

 

睡眠時間を絶対に削ってはいけない

新しい事を始めるときは何かを捨てなければなりませんが、明らかに間違っている取り組み方があります。それは、体に負担をかける事です。忙しいからといって、捨てることを検討せずに、睡眠時間を削ってまで、新しい事を始めてはいけません。

 

試験の前日やコンクール前夜に、一夜漬けやラストスパートとばかりに勉強や練習するのを、否定はしません。年に一回しかない試験などの場合、たとえば大学受験などは、仮に落ちたら来年も受験する必要があり、その時間的損失を防ぐなら、短期間無理をする事もときには必要です。

 

無理をしないで落ちるよりも、無理してでも受かったほうが、長い目で見ると負担が少なくて良いときというものは、確かにあります。ただ、そこまで負担をかけていいものというのは、そうそうあるものではありません。特に、新しい物事に対して、身体に無理をさせてまでリソースを注ぐ必要はありません。

 

 

www.too-little.com

 

 

ログをとって自分を見つめ直す

何かを新しく始めるためには、まず最初に、始めるためのスペース(資金、時間、場所etc)を確保することを考えましょう。今ある無駄な何かを捨てて、そこから初めて新しいことにチャレンジする。新しくなにかを始める前には、その代わりに捨てるものを探さないとなりません。

 

自分の時間の使い方を見直して、新しいことが出来るだけの空白のスペースを作り出しましょう。では、その捨てる時間をどうやって探しだしましょうか。

 

捨てる時間を見つけ出す一番簡単な方法は、時間を”見える化”する事です。

 

例えば、ライフログを記録することで、捨てられる無駄な時間をさがしてみましょう。「toggl」などの記録サービス(アプリ)を使って、自分がどういう事に時間を使っているのかを調べてみましょう。

 

時間管理が苦手な人にもおすすめ!「Toggl」の使い方まとめ。チームの状況把握にも活用! - ウェブ企画ラボ


自分では「無駄な時間はない!」と思ってみても、そうやってログを取って見ると、意外な時間の使い方が見て取れるかも知れません。ログをチェックして、無駄な時間優先度の低い時間を洗い出してみましょう。

 

また、ライフログの他に、時間の見積もりを立てる習慣を持つと、なお良いと思います。一日のあったことだけではなく、今日一日の”スケジュールを予め見積もっておく”そうすることで、予決算比較のように、無駄な時間を洗い出す作業が出来るようになります。

 

「やる気を引き出すtodoリスト」の使い方とメリットを紹介します - ひとつでは少なすぎる。

 

こちらのtodoリストでは、一日のスケジュールを、タスクと絡めて簡単に見積もる事ができます。予め計画しておき、それと実行した結果の比較をすることで、より効率的に新しいことを始めるための余裕を生むことが出来るでしょう。

 

新しい事を始められるスペースを用意しよう。

新しいことを始めるためには、まず初めに、それを無理なく始められるだけのスペース(時間や金銭)を確保しましょう。

 

それをしないで無計画に初めてしまうことは、成功する確率をより低めてしまいます。それどころか、本業など今やっていることの調子まで崩してしまうことがあります。おススできません。

 

また、無計画に睡眠時間を削るのは、絶対にやめましょう。本業の仕事の効率を損なうだけでなく、健康面のリスクも発生します。無理せずに続けていくこと(習慣化)が、成果を出すための必要条件です。

 

そして、新しいことを継続的に行うには、新しいことを受け入れるためのスペースを、自分の生活に確保する必要があります。受け止めるだけの器がなければ、どれだけおいしそうな果物を拾っても、こぼれてしまいます。

 

果物を拾うために、今器に盛っている一番いらないものを捨てましょう。新しいことを始めるためには、まずは捨てることから始めましょう。