ひとつでは少なすぎる。

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ビジネスシューズを選ぶなら黒色で揃えるのが正解な理由

会社に新入社員が配属されてきました。

 

若々しい顔つきと、スーツを着なれてない感じが、大変微笑ましいです。

 

スーツスタイル(ジャケパン含む)は、いろいろと批判を浴びることがありますが、ビジネスの場で一定の格式を保つという意味では、今後も廃れることはないと思います。

 

人に礼節を尽くしている、というのがひと目で分かるからです。ベンチャー企業の社長も、はじめはジーパンにTシャツだったのが、いざ株式上場となると、スーツを着て記者会見をしたりします。

 

 

 

そのため、これから働き始める、もしくは働き始めた方はある程度スーツに対する知識を持って、スーツを着こなしていきましょう。

 

とはいっても、そんな大変なことではありません。変に奇をてらわずに、あなたと会う人が、あなたと話していて不快にならないようにするのが1番です。

 

見ている人を心地よく感じさせる服を着るのが、オシャレの第一歩です。

 

スーツをオシャレに着るためのテクニックとして、簡単に出来るものが1つあります。スーツを含めて、ファッションは、身に着けている色が少ないほど、上品に見えます。

 

ビジネスシューズは黒、つまりブラックで揃い揃えるようにしましょう。

 

着るものの色を減らすほど上品になる

スーツスタイルを着こなすときには、できるだけ色を減らすようにしましょう。

 

スーツスタイルの理想、目指すべきところはタキシードです。光沢感のあるブラックの上下に白シャツ、シルクで出来たブラックのボウタイ、つま先が磨かれたストレートチップの革靴ももちろん黒。白と黒という2色で構成された上品なスタイルは、フォーマルの最高峰です。

 

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https://www.weddingpark.net/magazine/4324/

 

スーツの構成は、上下の背広にワイシャツ、ネクタイを真ん中に垂らして、ベルトと革靴といった小物類を揃えます。

 

背広とワイシャツ、そしてネクタイで3色、ベルトと革靴を同色でまとめると4色になり、色のバランスとしても、せいぜい一度に4色ぐらいが上品に見える限度になります。

 

これを、靴とベルトで分けて5色にしてしまうと、かなりカジュアルな印象になってしまいます。フォーマルの引き締まった印象を与えたいのなら、4色までに色を絞るのがベストです。そのため、革靴とベルトは、同じ色(黒)で揃えるようにしましょう。

 

ビジネスの場なら、スーツスタイルで4色、ジャケパンスタイルでも5色以内の色使いに収めるのがベターな選択になります。それ以上になると、バランスにずいぶんと気を使わないといけなくなります。

 

もちろん、スーツを極めたいという人は、多色をバランスよく着こなすことを極めてもいいと思います。世の中には、色とりどりのアイテムを使って華やかなのにもかかわらず、バランスよくスーツを着こなすオシャレさんもたくさんいます。

 

僕はスーツをビジネスマンの戦闘服だと思っていますから、興味のない人は、必要以上に頑張る必要はないと思っています。

 

スーツは色の数を抑えたほうが上品に見える。そのため、ベルトと革靴を同色(特に黒)で揃えたほうがいいということを、覚えてくれれば十分だと思っています。

 

ベルトや革靴を黒色で揃える理由

スーツスタイルを上品に見せるためには、色を減らすことが重要です。そのため、小物であるベルトや革靴を同色に揃えることが重要なのは、理解してもらえたと思います。

 

ただ、同色でいいのならば、茶系で揃えてもいいのでは?という疑問は当然湧いてくると思います。

 

もちろん、色を揃えるだけなら茶色で揃えても問題ありません。色合いに関しても、よっぽど奇抜な色のスーツでない限りは、合わせることが出来るでしょう。

 

それでも、僕は茶色をおすすめしません。

 

なぜなら、茶色で同色で揃えるのは至難の技だからです。

 

googleで”茶色”で画像検索してもわかりますが、一口に茶色と言っても、オレンジがかった色から、ほぼ黒に見えるものまで、その種類は千差万別です。

 

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(googleで”茶色”と画像検索した場合)

 

そのため、茶系でベルトと革靴で同色にする場合に、同色で揃えたつもりで実は同色になっていない、なんてことになってしまう可能性もあります。素敵なデザインの財布を見つけて、買い換えようと思っても、茶色の色合いが違うから買えない、なんてこともあります。

 

これがベルトと革靴だけならまだしも、財布や名刺入れなどの革小物もあるため、それをすべて同色で揃えるようにするのは、なかなか難しいでしょう。

 

また、革小物のメンテナンスをする場合、同色の油性クリームを塗って、革製品に栄養を塗り込みます。革製品と違う色のクリームを使うと、シミになったりするため、それも気を使います。

 

黒か茶系かの選択で、茶色を選択してしまうと、こういった面倒なことになってしまいます。気に入った革小物1つ使う際にも、茶系の場合は気を使わないといけません。メンテナンスも、その靴ごとにあった色のクリームを揃える必要があります。(場合によっては、磨く用のブラシも)

 

こういった面倒なことを、僕はおすすめしません。

 

黒を選べば、色の比較をする必要はありません。ベルトも財布も(ビジネスライクという制限はありますが)自分の好きなデザインを選ぶことが出来ます。メンテナンス用の油性クリームも、ブラックを選んでおけば、すべての革製品に使うことが出来ます。


忙しくなってくると月一回の靴磨きですら億劫なときがあるのに、そこまで気を回すことは出来ないと僕は思います。身だしなみを保つことと、メンテナンス等の維持コストを天秤にかけると、スーツスタイルでは、ベルトと革靴を黒色で揃えることがベストだと僕は思います。

 

男は黒に染まれ!

 

www.too-little.com