ひとつでは少なすぎる。

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上司の評価を下げる無意識な行動とその対策

会社員で働く場合は、上司からは良い評価を得ておく必要があります。それは、良い査定をもらって年収を増やすという意味もあります。やはりお金は大事ですから。

 

しかし、それ以上に、上司から使える部下だと思われれば、身の丈(今の役職)以上の仕事を任せてもらう事ができるようになります。さらに言えば、そうやって自分の評価を上げて上司の信頼を得ることが出来れば、仕事を選ぶ立場になる事も可能です。

 

 

評価が低いままでは仕事もルーティーンしか回ってこなくなり、自分のモチベーションを維持するのも困難になります。評価を上げて、自分から仕事を取りに行ったほうが、よほど好きに仕事が出来るようになるでしょう。

 

自分が好き勝手にやれる(自分のペースで成長できる、余計なストレスを避けられる)環境づくりは、社会人生活をおくる上では欠かせない要素です。これを実現させるための大事な条件として、上司からの信頼があります。上司からは、「こいつは使えるやつだ」「新しい仕事を任せるならこいつだ」という信頼をもらう必要があります。

 

好き勝手にやるには信頼が必要

自分が自分が好き勝手にやるためには、上司から信頼される必要があります。「彼なら、任せておける」という信頼を築きましょう。そして、上司の評価を上げるためには、仕事の実績や普段のコミュニケーションでコツコツと上げるしかありません。

 

優れた上司なら、優秀な部下であるあなたを鍛えようと、的確に課題を与えてきます。また、そうでない上司の下にいた場合でも、上司を上手くコントロールして、あなたの望む仕事を引き寄せれば良いだけです。

 

どちらにしても、一定以上の実績がないと、上司から信頼されることはありません。あなたが他社からヘッドハンティングで鳴り物入りで入社したホープでもない限り、評価はゼロから始まります。そして、評価を上げるためには、コツコツとした実績の積み重ねしかありません。

 

その一方で、評価を下げるのは簡単です。上司に仕事を頼まれた際に「それは、自分の仕事ですか?」などといって、すげなく仕事を断れば良いのですから。積み重ねた信頼がガラガラと崩れていくことでしょう。

頼む側にもストレスがある

忙しい中急に振られた仕事を笑顔で受け止める事は、あなたにとってストレスになるかもしれません。一方で、仕事を頼む側にも、頼む側なりのストレスがある事を覚えておきましょう。積み重ねられた実績や信頼は、ちょっとしたことで崩れてしまいます。それをまた積み直すのは大変です。

 

特に貴方がほしい信頼のレベルは、ピラミッドのかなり上の部分になります。大変なときもあると思いますが、そうやって積んだ信頼は、そう遠くない未来で確実に良い結果を生むことになります。また、仕事を頼む上司の気持ちも、理解しておきましょう。

 

頼む上司にしたって、貴方が忙しかったりするのは重々承知です。それでも頼むということは、どういう意味なのかということを理解しておきましょう。頼もうとした仕事を嫌がられるということは、上司にとって、信頼していたハシゴを外された気分になってしまいます。

 

人に頼むということは、けっこうな抵抗があるものです。まったく無神経に人に仕事を投げる人もいますが、大半はそうではありません。会社や部署の全体をみて、”あなたならやってくれる”と信頼したからこそ、上司からあなたへ仕事の依頼が来るのです。これを感情的になって拒んではいけません。

 

まずは「受け止めてみる」事が大事

忙しいと、ついつい反射的に断ってしまいそうになる(or嫌な気持ちになる)こともありますが、冷静になれば意外と簡単に終わってしまうかも知れません。もともと、上司(第三者)目線から、”貴方なら出来る”と思われていることです。冷静になりましょう。

 

一番良いのは、反射的に断るのではなく、反射的に受ける(YESという)クセを持つことです。

 

一度受け止めて、冷静に処理できる仕事なのかどうかを確認する。問題なければそのまま処理すればいいですし、もし本当に無理ならば、冷静に上司と相談すればいいだけです。建設的な議論の結果ならば、仕事を断ることになったとしても、上司の評価は下がることはありません。

 

同じ断るにしても、一度受け止めるかどうかで上司の評価は大きく変わります。信頼を築くためにも、一度受け止める(NOと言わない)習慣を持ってみましょう。一度、受け止めるクセを持つ。これは意外と大事なことです。