いま、自分の中でにわかにマインドマップの再評価が沸き起こっています。
画用紙に色鉛筆で描くイメージが強すぎて、なんのために使うのか理解できていなかったのですが、この本の中に、マインドマップの使い方が書かれていて、興味が湧いてきました。
本自体も勉強になる内容もりもりでおすすめです。
その内レビューを書こうかと思っていますが、まだ内容を自分で、理解しきれていないので、先にマインドマップの話だけでもしようかと。
本書の中で、思考の見える化、整理する為のツールとして、マインドマップを使う事を推奨していました。
そして、思考の広がりを妨げないためには、スペースが有限になったしまう紙ではなく、好きなだけかけるアプリを使うようにと紹介されていて、僕はなるほどなあと感心しました
早速、いい感じの無料で試せるアプリが無いかと探してみたら、「Mindmup2.0」がかなり良かったので紹介しておきます。
「MindMup2.0」がおすすめな理由
無料でマップを作りたい放題、という点がこのサービスの一番良いところです。
調べた限り、無料のマインドマップソフトは、マップの作成個数が3つなどの制限があります。
思いついたらとりあえすマップを書こう考するなら、作れる個数に制限があるアプリだと非常に使い辛い。
「MindMup2.0」は、無料版でも機能は制限されますが、作れるマップに制限がなくて、いくらでも作ることが出来ます。
また、mindmup2.0はWEBサービスなのですが、PCとスマホでデータを共有できるマインドマップサービスを探していたので、僕的にはこれは願ったりかなったりでした。
googleドライブで一括管理
「MindeMup2.0」がgoogleドライブのアプリとして追加登録することで、マインドマップのデータを自分のgoogleドライブに保管することが出来ます。
googleドライブにフォルダを作って、マインドマップを用途別にフォルダで管理することなんかが可能です。
読書記録のマインドマップなら「読書」というフォルダを作って、そこにまとめて管理出来ます。
フォルダごとに管理していると、一度作ったマップを再編集したい場合にすぐに探すこと出来て、かなり便利です。
操作が直感で使いやすい
PCでもスマホでも、マップの作製はかなり直感的に操作することが出来ます。
移動もキーボードで操作できます。基本的な操作は、横に追加していきたい場合はtabキー、縦に増やしていきたい場合はエンター。
この2つを覚えておけば、マウスを全く使わずにマインドマップが作れます。
スマホ版でも、画面上のボタン2つで同様の事が出来ます。音声入力と合わせて使用すれば、かなりサクサクとマップが作れます。
スマートフォンからでも編集可能
とくに良かったのが、パソコンで作ったマインドマップをスマホで編集出来るところでした。
スマホから編集する場合は、googleドライブから対象のファイルを開くことで、Web上で編集することが出来る様になります。
ちょっと残念なのが、スマホから出来るのは、今あるファイルを編集することだけで、スマホからだと新規のマインドマップを作る事が出来ない点です。
例えば、移動中などでパソコンを触れないときに、ふと思い浮かんだアイディアをマインドマップにまとめたくなっても、スマホからは新規ファイルを作れないのです。
対策として、Googleドライブに何も書いていない゛空のファイル゛を2~3個ストックしておいて、いざというときはそれを使用する事にしています。
オフライン版が欲しい
十分すぎるほどに使えるMindmupですが、欲を言えば、オフラインでも使えたらもっと良いなと思います。
旧バージョンのMindmupには、オフラインで使えるデスクトップ版があったようですが、残念ながら今はなくなってしまったようです。
「MindMup2.0」の使い方(導入~保存)
googleドライブにアプリを追加
「MindMup2.0」は、webサービスなのでサイトで作成する事も出来ますが、データをgoogleドライブに保存したい場合は、googleドライブにアプリを追加する必要があります。
やりかたは簡単です。googleドライブを開いたら、左上の新規作成ボタンをおします。
一番下に、アプリを追加ボタンがあるので、そこをクリックするとstoreが出てくるので、そこで「MindMup2.0」を検索。
出てきた「MindMup2.0」をドライブに追加すると、googleドライブ上でマインドマップを新規作成、編集する事が出来るようになります。
エンターとtabキーでどんどん書き込もう
PCの画面はこんな感じです。
真ん中の青いボックスがタイトル兼ファイル名になります。スペースキーでボックスがアクティブになって書き込めるようになります。書き込んだ内容がファイル名にもなります。
tabとエンターでボックスをどんどん増やして頭の中のイメージを書き込んでいきましょう。
ちなみに、スマホ画面はこんな感じです。
自動保存なので安心
マインドマップは、しっかりと形にできない頭の中の「ぐるぐる」したものを、描くことで見える化することが出来るツールです。
その為、理解して書くというよりも、なんとなく思いつきで書く事が多くなります。マインドマップを作っていて怖いのは、せっかく書き上げたデータを何かの拍子に捨ててしまう、データの保存し忘れてしまうことだと思います。
「MindMup2.0」で作ったマインドマップは、自動で保存されてgoogle ドライブに保存されます。これならいい感じで書けていたのに保存を忘れて全部おじゃん、なんて事にならないので安心ですね。
まとめ
と言う事で、マインドマップを始める人に「MindMup2.0」を紹介してみました。
”思考の広がりに際限を掛けない”ためには、大きさに限りがある画用紙よりも、いくらでもイメージを広げられる「MindMup2.0」で作ることのほうが思考に広がりを感じます。
「MindMup2.0」なら、PCでもスマホでも思いついた瞬間すぐに場所を選ばないでマインドマップを作れます。
作ったマインドマップはすべてgoogleドライブに保管されているので、スマホで下書きしたマインドマップをPCで清書したり、PCで書いていたマインドマップに、ひらめいたアイディアをスマホですぐに追加したりと、柔軟な使い方が出来ます。
手軽さという面では、紙のマインドマップよりも断然優れています。頭の中のぐるぐるした、自分でもまだ理解できていない漠然とした「イメージ」を形にして残しておくために、「MindMup2.0」を利用してみてはどうでしょうか。