ひとつでは少なすぎる。

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成功者はtodoリストを使わない≠成功した人は、todoリストを使わなくなった

todoリストでググると、1ページ目にこんな記事があります。

 

www.nikkei.com

 

煽りぎみなタイトルの割に、内容は今ひとつ。ここでは、todoリストは欠点だらけだから、予定表を使うべきだと書かれています。

 

書かれているtodoリストの欠点は以下の通り。

 

1.所要時間が分からない。
2.優先順位が分からない。
3.todoが残っていると、仕事のことが頭から離れないでストレスが貯まる

 

これは、ポストイットにタスクを書くような一昔前の「todoリスト」のことを指しているのでしょう。1や2の問題にに関しては、僕の使っている「todoリスト」では、すべて解決済みです。〆切が近づくと、優先度に応じてタスクの色が自動で変わるすぐれものです。

 

所要時間が分かって優先順位もひと目でわかる。「やる気の出るtodoリスト」の記事はこちら。

 

www.too-little.com

 

 

 

記事で気になったのは、いわゆる「todoリストを使わない人たち」の事です。

 

todoリストを使わない人たち

To do リストを使わない人で示されているのは、アスリートや経営者、そして学生などです。

時間管理術と生産性について調査をするため、私は200人以上の大富豪やオリンピック選手、オールAの学生、起業家に取材してきた。

 

読んでいてなるほどなーと思ったのは、この方たちの共通点です。

 

この人たちの職業や身分で共通しているのは、タスクを一人で完結させる事が出来るもしくはタスクを作り出す側の人たちだということです。 

 

このタイプの人にとって、タスクは人から与えられるものではなくで、自分で作り出すものです。

 

オーケストラの指揮者のように自分が目指すゴールやそこまでの道筋を作り上げるのが彼らの仕事です。

 

そして、指揮者と同様に実際の演奏は人に任せます。目標やゴールを自分で決めることができるので、 この人達には、todo(やらないといけないこと)て殆どないんです。

 

そういう人にとってはtodoリストといった゛依頼された仕事を的確に処理するためのリスト゛は必要がないんですね。それよりもゴールの期日や、頼した仕事の成果発表を受け取る日などをまとめる予定帳のほうが必要になるのは理解できます。

 

記事のタイトルで、成功者は to do リストを使わないって書かれてますけども、むしろ逆で成功者(というかtodoを作り出す側の人)になったらtodoリストを使わなくていいっていうことなんじゃないかな、と思います。

 

todoリストを使う人たち

主体的に物事を決められる(立場や職業にいる)人たちにとっては、todoリストよりも予定帳のが大事ですが、そんな人たちばかりでは世の中は回りません。

 

タスクを作って仕事を投げる人がいれば、それを受け取る人が必要です。船頭多くて船山登るではないですが、社長部長しかいない会社なんてないですよね。

 

投げられたタスクを受け取って的確にこなす実務者、いわゆる我々のようなサラリーマンにとっては、大量のタスクを漏れなくこなすために「to do リスト」は必須のツールです。

 

todoリストのメリットとしては、紙に書くことでタスクを見える化し忘れるリスクをなくすことができます 。また、見える化することで、仕事の優先順位を的確につけることが出来、無駄なく作業を進めることができます。

 

初めの記事に書かれていた todoリストのデメリットに関しては スマートフォンのアプリやパソコンのツールで簡単に解決すること出来ますし、タスクが膨大に なった現代では手書きよりもパソコンやツールを利用した方が、的確ににタスクを管理することはできると考えています。

 

主体的に生きるとtodoリストが要らなくなる

若い内、下っ端サラリーマンであるうちは、任された仕事をバリバリ娘なる必要があります。そのためにも、todoリスト は必須なツールだと思っています。ただ、成長していくと共に将来的にはだれもがtodoリストを使わない ポジションを、目指していくべきだとも僕は思っています。

 

それはつまり、人生を、主体的に生きることができるポジションを目指すということです。

 

経営者や個人事業主のような、正解かどうかわからない決断を自分で下し、それ目指して自分の足で進んで行く道です。

 

万が一失敗したら、責任はすべて自分に跳ね返ってくる、想像するだけでも大変な道だと思います。だだ、先ほどの to do リストを使わない人達の話で、少しでも羨ましいと思えたのでしたら、そちらを目指してみるほうがいいでしょう。

 

そっちの方が人間らしい生き方だと僕は思いますし、 そういう生き方を選べる人を、僕は素晴らしいと思います。なぜなら、主体的に生きない限りは、どんなに頑張っても自分の本当の幸せを手に入れることは出来ないからです。

 

一定までの幸せなら、人から与えられることでも手に入れることが出来ます。ただ、人が他人に与えることが出来るのは、高い給与や社会的地位などの、世間一般で言われている幸せだけです。

 

それ以上の、もっとパーソナルな、あなただけにとっての幸せを手に入れるには、自分で掴みにいくしかありません。

 

なぜなら、あなた以上にあなたの事を知っている人はいないからです。

 

あなたがあなただけの本当の幸せを求める限り、主体的に生きるように迫られる日が、いつか必ず来ます。その際に 自分の人生を 精一杯生きて行こうと思って生きてきた人達と人に言われるがままに 淡々と生きてきた人達とでは、どちらが幸せを掴むことが出来るでしょうか。