ひとつでは少なすぎる。

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サラリーマンは、メリットが多くてやっぱり得だなという話

大リストラ時代が来る。サラリーマンはもう終わり。これからはフリーランスの時代。サラリーマン終末論は、最近のひとつのトレンドです。


僕も、これからの時代に、ひとつの会社に留まって、一生を安泰に暮らせることは難しいと思っています。高齢化社会になれば、今の40代より若い世代は、定年になったら年金をもらって悠々自適な生活送るのは、まず無理でしょう。

 

 


ただ、だからといって、会社員が全くだめだとは思いません。むしろ、まだまだ会社員は恵まれた立場にいるので、その立場を十分に活用しましょう。

会社のカネで遊んじゃおう

とはいっても、会社の経費で飲み食いするとかでは、もちろんありません。

 

運転資金はもちろんの事、それに加えて工場設備や知的財産、更には労働力などの会社の持っている豊富な資産を、サラリーマンは自由に使うことができるという事です。

 

これは、会社を初めたばかりの個人事業主や、ひとりで仕事をしているフリーランスには出来ないメリットです。

新規事業の立ち上げを会社のカネでやれる

最近はサラリーマンの立場のままでも、起業する事が出来るようになりました。社内ベンチャーといえば、イメージしやすいでしょうか。Cygames(サイバーエージェント)やHOT PEPPER(リクルート)は有名ですよね。 


夢の実現のためや一攫千金のために裸一貫で起業する人もいますが、起業リスクはまだまだ高いです。社内ベンチャーは親会社に決定権があるなどのデメリットもありますが、個人で起業した場合のハードルや失敗のリスクと比べたらどうでしょうか。


個人での起業をロケットに例えるなら、社内ベンチャーは飛行機です。 爆発的なまでのリターンを得るのは難しいかもしれませんが、会社の援助という加速からの無理のない上昇、万が一の場合の着陸の安全性など、ロケットとは比べ物になりません。


会社の看板を使うことができる

会社の電話に、個人の方から、とてもいい製品/サービスがあるので是非紹介したいという内容の電話があったら、あなたの会社はどうするでしょうか。たぶん、取り次がないのではないでしょうか。


フリーランスや起業の場合、個人の名前で、すべてをやらないといけません。カバン看板なんていいますが、実績の無い企業個人には、信用なんてものはありません。いくらいい製品やサービスを作っても、それを広めるのはむずかしいのです。


これが誰もが知っている企業の社内ベンチャーだったらどうでしょうか。有名企業という看板で、良い製品を広めることが出来ます。サラリーマンは会社のヒト・モノ・カネを使うことができるのです。

安心して失敗することが出来る

サラリーマンは、 仮に大きく成功したとしても 手に入る報酬は 起業家と比べれば 微々たるものでしょう ただし、成功出来る起業家は全体の何パーセントでしょうか。

 

失敗しても、死ぬことはない

起業家が事業に失敗した場合、最悪多額の借金を背負うことになります。一生を借金にまみれて生きなければならない。これはどれだけのストレスでしょうか。


サラリーマンだったら、どんなに大きな失敗をして会社に被害を与えたとしてもせいぜいが 懲戒解雇です。さらに、実際には降格がいいところでしょう。


サラリーマンは、社内ベンチャーで成功しても、個人ほどのリターンがありません。給料もほとんど増えませんが、逆に失敗しても給料をもらうことができます。


何が合っても給料もらえる

会社にこれから何十年先までの生活を保証してもらうことは難しいかもしれませんが、何ヶ月先までも、安定した給料がもらえるという環境にいるのは、とても安心できるものです。


リーマンショックの時に真っ先に倒産したのは、体力のない中小企業や個人事業主でした。


今は実感は感じられないかもしれませんが、好景気です。企業も新しいことを始めようとフリーランスに仕事を依頼します。ただ、これが不景気になったら、仕事の依頼はぱったり減ってしまうでしょう。


景気というものは、 好景気と不景気が交互に成り立っていくものです。会社員だったら営業成績が0でも会社が赤字でも給料はもらえます。これがフリーランスや起業家の場合、自分が稼げなければ給料はゼロどころかマイナスです。


何ヶ月もそれこそ何年も、給料がもらえないかもしれないというリスクを背負う覚悟があるのなら、 フリーランスになるといいでしょう。

拘束されることは、悪い事なのか

会社に拘束されることを嫌がって入社してすぐに会社を辞めて、フリーランスになったり 起業したりする人たちがたくさんいます。


そういう人たちが SNS 上で楽しそうに している姿を見て 自分はこのままでいいのだろうかと 不安に思う人もいるかもしれません。ただ、フリーランスは自由な反面、孤独との戦いです。


自分の決断で稼ぎが変わる。生活できるかどうかが決まってしまう。 そういったストレスに耐えられる人だけが フリーランスに向いている人です。 逆にそうでない人は 会社員の、ままでいいのではないでしょうか。


会社 がいつ潰れるか分からないしたいですが、逆にたくさんの会社が生まれてきます。 スキルさえ持っていれば 会社が潰れても 別の会社に雇われることができます。


一つの会社で、一生を過ごすことができなくなるかもしれませんが、サラリーマンという立場が無くなることはまずありません

 

どちらが良い悪いと言うものではありません フリーランス・起業家・サラリーマン 自分に合う着方を見つけて生きていけばいいのです。