ひとつでは少なすぎる。

趣味と嫁のために社畜生活頑張ってます。趣味と仕事が中心の雑記ブログ。

仕事中に堂々と遊んじゃう人ほどこれからの企業が欲しがる理由

与えられた仕事を定時までにこなす。

 

普通の人は、それが仕事だと思っていまると思います。会社が生活を保証してくれた時代なら、それがひとつの正解でした。与えられた仕事を一生懸命やっていれば、給料も上がり続け年金も十分にもらえた。

 

そんな時代のままだったならば、その生き方でも十分だったかもしれません。「言われたとおりの事をやれ」とあなたたちに命令する上司が新入社員だった頃、企業が求めたのは、指示したことを一生懸命にやってくれる忠犬のような社員でした。

 

 

誰も保証してくれない時代へ

ただ、今は大企業もいつ潰れるかわからない時代です。銀行はAIの導入で、大量のリストラを検討しています。


これから会社に求められるのは、会社に利益をもたらす人です。会社の指示を忠実に守る人ではありません。そして、会社に利益を生む人の見分け方として、仕事のスタイルがあると思います。


仕事時間を、与えられた仕事だけに費やす人は、普通の人です。与えられた仕事を工夫して楽にそして早く終わらせる。そして、余った時間を自分の成長のために投資できる人こそが、会社に利益を生む人です。

コップの水をいつ飲むのか

投資の格言で、「お金持ちになるひとは、 コップに溜まった水を飲まない」と言われています。


ある程度コップに溜まった水を、その都度飲んでいる人は、いざコップに水が流れてこなくなったときには、乾いて死んでしまいます。溜まりきった水が、コップから溢れ出る。その溢れ出た水だけを飲み続ける人がお金持ちになれるのです。

 

仕事も同じです。時間いっぱいを使って与えられた仕事だけをしている人は、いざ重要な案件が発生したときに、使える時間がありません。

 

一方で、仕事時間の中に常に余裕を作ろうとしている人なら、追加で重要な案件が発生したときに、自分から手を上げることが出来ます。現状にいっぱいいっぱいのひとと常日頃から備えている人、どちらが将来を期待されるのか、結果は明らかでしょう。

 

余った時間=成長できる時間

汗をかいて仕事をすることが偉いと勘違いしていませんか。仕事中には、仕事しかしてはならない、と考えていませんか。


でも、実は会社の成長は、空き時間から生まれることが多いのです。普段から空いた時間で、自分のスキルアップや業務の効率化を考えているひとは、会社をよくできるアイディアをたくさん持っています。


たとえば、グーグルの「20%ルール」(仕事時間の内、20%は好きにして良いという社内ルール)からGmailが生まれたのは有名な話です。


自分も会社も成長するためにも、 余裕時間を作るのは、とても理に適っているです。

 

ホワイトカラーも歩留まりを気にしよう

会社が業績を上げるためには、 サービスに付加価値をつけるか 製造のコストを下げるか そのどちらかです。


工場の現場では、こういったコスト意識や付加価値が強く考えられていますが、オフィスなどのホワイトカラーではあまりそれが意識されません。


会社は、右肩あがりに成長していなければ、それは衰退してるのと同じことです。これからのホワイトカラーは、現場と同じように自分の仕事に付加価値をつけるもしくは今の仕事のコストを下げる、そういったバリューを意識して仕事をしなければいけません。

チャレンジを認めている会社・認めない会社

先ほどは Google の20%ルールについて説明しました。実はここで大事なのは、20パーセントの自由時間で成果を出すグーグラー(グーグルの社員)ではなく、「20%ルール」を社内で公認しているグーグル自身だったりします。


業務外のことチャレンジできる、出来たものを会社が社員の成果として認める。そういうチャレンジが出来やすい環境を作ってるのが、グーグルが成長している理由です。

 

日本の自動車メーカーでも、昔は似たような逸話がチラホラありますよね。

 

下手なチャレンジなんかしないで、真面目に今の仕事を一生懸命やっていればいい。そういう風土が日本企業にある気がします。ただ昔の日本企業はそうじゃなかったんじゃないかなと思います。

 

これからの日本企業で成長するのは、リスクを恐れないで挑戦し続けられるチャレンジ精神のある企業なのではないでしょうか。