ひとつでは少なすぎる。

趣味と嫁のために社畜生活頑張ってます。趣味と仕事が中心の雑記ブログ。

出来る人がやっている仕事が上手く回る「三方良し」の思考法

得意先に新商品の売り込みをかけて、一生懸命にやったけど、 顧客からの反応がいまいちで成果に結びつかなかった。

 

仕事を頼まれたけど忙しくて、〆切に合わせただけのやっつけ仕事で出してしまったが、問題なく通ってしまった。

 

社会人なら、一度や二度はこういう経験をした事があると思います。

 

 

頑張ったことが報われなくて、そうでないことが上手く行ってしまう。なんだかなーって気もしますけど、 実はこれは、あなたが独りよがり仕事をしてしまってる結果なんです。

 

仕事を評価するのはあなたじゃない

仕事をやるのはあなたですが、仕事の良し悪しを決めるのは上司です。

 

上司には上司の、あなたにやってほしい仕事のレベル感、というものかあります。

 

急ぎの仕事だったら、丁寧さよりも速さを求められるでしょう。大事なプレゼン用資料なら、レイアウトまで丁寧に作り込むことが求められます。

 

あなたは、上司がどのような成果を期待しているかを、考えながら仕事をする必要があります。

 

3つの視点を考えると、仕事が上手くできる

同じ仕事を任されても、その結果は人によって違います。

 

仕事がうまいなと僕が思う人は、仕事をやり始めるまえに、顧客や上司が何を望んでいるかを考えています。

 

同時に、自分やチームが過大な負担を負わない様に、頼まれた仕事が本当に意味あるものなのか考えます。

 

仕事を上手く回すのに必要なのは、3つの視点です。自分の視点、顧客の視点、そして世間の視点です。

 

どうすれば満足させられるか/得意先の事

あなたがやった仕事を評価するのは、得意先や上司です。 あなたがどんなに頑張ったとしても 、それが得意先や上司が満足する成果でなければ、その仕事は失敗と言えます。

 

逆に言えば どんなに手を抜いたとしても 上司や得意先は満足していれば、その仕事は成功ということです。

 

得意先に新製品の説明をする際には、製品の良さを説明するよりも、それを導入することによって、どんなベネフィットがあるのかを説明しましょう。

 

上司に頼まれた資料を作成する際には、素晴らしい資料を作る事を考えるよりも、上司が求めている資料とはなんなのか、を考えてそれにあった資料を作成しましょう。

 

仕事の成果や目標を決めるのは、得意先や上司などの受けてであって、作り手のあなたではありません。

 

顧客や上司が何を求めているのか。それを第一に考えるようにしましょう。

 

どうすれば負担を軽く出来るか/自分の事

仕事の目標やゴールが、顧客目線で決まったら、 次は自分のことを考えましょう。

 

自分の視点で考えることは、顧客や上司が満足する成果を、 どれだけ無理をしないで達成することができるかです 。 端的に言ってしまえば、いかに楽をできるかを考える視点が必要ということです。

 

時間をかければ良い成果が出る、なんということは当たり前です。だからと言って、全ての仕事に全力投入してしまっては、自分もチームも負担が大きくなりすぎます。成果を出し続けたいのなら、無理をしてはいけません。

 

自分の視点では、いかに負担を減らしながらも、成果を出すことはできるか、それを第一に考えましょう。

 

どうすればいい仕事が出来るか/世見一般の事

顧客が満足して 自分も楽ができている。これだけあれば仕事として完結しているように見えます。

 

ただ、 絶対に忘れてはいけないのが、 その仕事は正しい仕事なのか世間に対して恥ずかしくない仕事なのか、という視点です。

 

例えば、顧客が満足しているからといって、 顧客に被害を与えてしまうような 製品やサービスを提供しては、それは詐欺になります。 上司が納得してるからといって、嘘っぱちな数字の資料を渡してしまっては、後々大きなトラブルのもとになるでしょう。

 

仕事で辛い時にバレないだろうと、ついつい嘘を言ってしまったり、 適当な回答をしたくなる時もあります。ただ そこをぐっとこらえて 誠実に仕事をしましょう。

 

顧客良し自分良し世間よしの「三方良し」

仕事を評価するのは、顧客や上司であってあなたではありません。顧客ファーストの視点を常に持ちましょう。仕事を始める前に、顧客が満足する仕事とはなんだろうかと常に考えるクセを付けましょう。

 

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仕事をしっかりやることは大事ですが、過大な負担を掛けてはいけません。生産者であるあなたは、ゴールが決まったら、無理をしないで出来るように、効率を第一に考えましょう。如何に楽をするかを、考えて仕事をしましょう。

 

顧客が納得していても、世見に顔向け出来ない仕事をしてしまっては、元も子もありません。誠実な仕事で積み上がる信頼こそが、仕事の好循環を生み出します。顧客や上司に対して誠実に仕事をしましょう。また、自分が、プライドを持てるような仕事をしましょう。世間に向けて、恥ずかしくない仕事をしましょう。

 

顧客が満足して同時に自分も楽しめる。それでいて、世間一般に恥ずかしくない。お客と自分と世間、この三つの視点をバランスよく持ち続けられる人が、仕事で成長し続けられる人です。