ひとつでは少なすぎる。

趣味と嫁のために社畜生活頑張ってます。趣味と仕事が中心の雑記ブログ。

仕事を一生懸命やる”だけ”では評価されないという話

こんにちは、ヒロタカです。僕の会社には、何年もずっと同じ職場で同じ仕事をしている人がいます。あなたの職場にもいるかもしれません。

 

 

仕事に対する態度はとても真面目です。任せられた仕事を、一生懸命にやっています。ただ、その人の上司は、決して他の仕事を任せようとはしません。

 

一方で、勤務態度が不真面目でも仕事がどんどん舞い込んでくる人もいます。

 

これは、外見からは見えない、仕事に対する向き合い方の違いから出てくる差です。仕事を「真似ている」のか「学んでいる」のか。その差は年月を重ねると、埋めがたい差となっていきます。

 

両者の違いは、仕事を「自分が行っている作業」であると見ているのか、「お客や上司が求めている成果」であると見ているのかの違いです。

 

行列の出来るラーメン屋の話

ツイッターかなにかで流れてきましたが、行列のできるラーメン屋の話です。

 

何年もずっと行列のできる人気のラーメン屋がありました。馴染みの客は言います。

 

「ここの味は、初めて来た時からずっと変わらないんだ」

 

ラーメン屋の店主は言います。

 

「実は毎日味を変えているんです。ずっと同じじゃ客に飽きられちゃう」

 

また、その近所に”本当に”何年も味の変わらないラーメン屋がありましたが、客は全くいませんでした。

 

人気のラーメン屋の「変わらない味」とそうでない店の「変わらない味」の違いはなんでしょか。

 

人気のラーメン屋は、「その時代時代に、お客に求められているラーメン」を理解して、日々試行錯誤(学んで)してきています。もう一方のラーメン屋は、ラーメンを作るという作業を淡々と続けてきただけです。

 

仕事を「真似て」から「学ぶ」

仕事ぼ覚えるには、まずは前任者の仕事を「真似て」、そこから仕事のエッセンスを抽出して自分流に「学ぶ」必要があります

 

何年も同じ仕事をしている人はただ「真似ている」だけで終わっています。全く同じ味のラーメンを作り続けるラーメン屋と同じです。

 

今の仕事を一生懸命やっているように見えるため、マイナス評価も受けることはありません。ただ、進歩が無いため、お店のに行列が出来ないように、上司からの評判も上がりません。

 

仕事が舞い込んでくる人は仕事を「真似て」からその仕事の意味を「学んで」います。自分に求められているものは何なのか。それを行うために自分に出来ることは何なのか。

 

目的が分かっているので作業にこだわることはありません。自分流に仕事の工程をどんどん作り変えていきます。そして、どんどん仕事が素早く簡単に出来るようになります。

 

上司からも仕事が振れる余裕が見て分かるので、どんどん新しい仕事を振ってしまう。そうやって仕事が任される人と任されない人の差が広がってしまいます。

 

じゃあ、どうすれば仕事を任される人になるかというと。

 

初めは仕事でラクをする方法を考えると良い

仕事の目的を理解せずに作業にこだわってしまうことは、自分の成長を阻んでしまいます。

 

前任者を否定しろと言うわけではありません。ただ、前任者とあなたは違う人間ですので得意不得意があります。前任者の仕事ぶりから、その仕事の本質を理解し、自分なりにブラッシュアップしていきましょう。

 

そこで、まずは自分がラクに作業をするにはどうすればよいのかを考えると良いかもしれません。ラクになるということは、それだけ仕事が身についてきた証拠です。

 

たとえば、前任者一度にやっていた伝票の集計を、自分は集中力が続かないので部門ごとに別けて朝夕の2回にする。など、結果が変わらない限りは自分の一番疲れないやり方を探すといいでしょう。

 

ラクをしよう、ラクをしよう、と考えていくうちに、「真似る」が自分なりの「学び」に変わっていくことでしょう。