こんにちは、ヒロタカです。このデジタルデバイス全盛期だからこそ、僕は、手書きに価値があると頑なに手帳を使い続けています。
愛用の手帳は前にも書きましたが、EDiT一日1ページA5正寸を愛用しています。もうすぐ新年度ですが、このままEDiTを使い続けるでしょう。
手帳を考えると、これにピッタリの筆記用具は何だろうか、と必ず考えます。そうなると色々と組み合わせを考えて様々なボールペンを試しました。そんな時に出会ったのが、「FLIXION BALL3」（フリクション・ボール3）でした。消せる3色ボールペンということで話題になったこれですが、僕もロフトで見かけて、試し書きをした後に後ろのゴム部分できれいに消えたのに感動したのを覚えています。面白そうだったので迷わず購入し、その日からフリクションを使う日々となりました。
| パイロット フリクションボール３ ダークブラウン LKFB-2SEF-DBN |
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フリクション・ボールはとっても便利だった。
Q:フリクションとは何ですか？
A:温度変化によりインキを無色にする新開発の「フリクションインキ」を搭載した新発想の筆記具です。「フリクションインキ」には消色温度が設定されているため、筆跡を専用ラバーで擦ることで生じる摩擦熱によりインキの色が無色に変わり、筆跡を消すことができます。
ボールペンなのに消せるということで、ストレスなく手帳に書き込めるようになりました。普通のボールペンですと一度書き込むと書き直しなど出来ないので二重線をひいたり、修正テープなどで修正するのですが、フリクションはそんなことにはならないのでたとえ書き間違えても消してもう一回書き直すだけというお手軽さでした。当初はそれが面白くてフリクションを使い続けていたのですが、ある時からフリクションを使うのを止めて、普通の消えないボールペンに戻しました。
とても便利だったけど、僕の目的に合わなかった
フリクションはボールペンですが、後ろのゴム部分で字を消すことが出来てしまいます。正しくは、こすった時の熱でインクが透明に変色するというのが消える仕組みらしいのですが、ともかく消すことで文字がなくなり新しい文字や絵図を記入することが出来ます。まるでファイルの上書き保存のようにです。初めは便利でしたが、途中から不便だと感じ始めて、危険だと思うようになりました。
間違ったと言って消した書き込みも、単純なケアレスミスから会議場の結論の変更など内容は様々です。単純な間違いならともかく、会議の結論変更等の場合に、これをやってしまうと、自分が書き込んだという、そういう行動自体もなかったことになってしまうことに気づいたのです。
僕は手帳の使い方の一つとして、自分の行動を記録することを行っています。手帳の中には、仕事をしたという結果の他に、どういう部分がうまく行った、どういう箇所は改善点、結論が出る前のたくさんのボツアイディアなど様々な事を書き込みます。その為手帳に書き込みきれなくて困ることもあるのです。フリクションは書き込みきれなかったアイディアなどをダメな順に消していってスペースを確保することが出来て大変便利だったのですが、消してしまうということはその時の自分の発想や気持ちもけしてしまうことになります。脳は記憶を忘れることはありますが、消してしますことはありません。必ず脳の何処かにしまっていて、あるきっかけがあれば思い出すことが可能です。消してしまうなかったことにしてしまうというのは、僕の求める手帳の使い方には合わなかったのです。
フリクションは良いボールペンだった
もちろん、フリクションは素晴らしいボールペンです。書き直せるという今までにないアイディアで爆発的な売上を記録しています。（現在の総販売本数は15億本以上）ただ、キレイに書くや書き損じを消すという行為は、僕の手帳の使い方には一致しませんでした。僕は手帳の代わりに脳みそをキレイに整理したかったのです。
僕の手帳の使い方は手帳を脳みその代わりとすることです。忘れやすい脳の代わりに手帳に記録して、脳の備忘録として使用するのです。手帳の書き込みを消してしまったら備忘録になりません。その為、僕はフリクションを使うのを止めました。今はジェットストリームを使ってガシガシ書き込みをしています。最近は修正テープもやめてしまい書き損じたら全て二重線で消すようにして履歴を残しています。フリクションを使っている頃のほうが手帳は綺麗でしたが、消さなくなってからの方が、僕の目的に合致するような形に手帳がなってきています。
ちなみにジェットストリームのこれは高級感があっておすすめです。
逆にプレイムはダサいから絶対買わないほうが良い。
| 三菱鉛筆 多機能ペン ピュアモルトプレミアム ジェットストリーム 4&1 0.7 MSXE520050724 ブラック |
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