こんにちは、ヒロタカです。僕はなにかやらかすたびに反省して「自分はだめなやつだなあ」とか「もっと頑張れたはずなのに（できなかった）」とかの愚痴をこぼしてしまいます。
ただ、絶対にしないのは、それを人に聞こえる用に言うことです。ネガティブな言葉を人に聞こえる用に言うのは、つばを吐きかけるくらいに失礼な行為だと思うからなのですが。
ただ、社会には、自分がダメな事をかさにきて人に居丈高に振る舞う人がいます。
人の説明に大して「自分はバカだから（お前の言っていることが分からない。もっと噛み砕いて説明しろ）」
自分の説明に対しても「自分はバカだから（お前の方が頭いいって言ってやってるんだから頑張って理解しろ）」
こういうスタンスの人が僕は大っ嫌いなんです。ただ、社会に出ると一定層こういう方々はいます。せっかくなので、こういう事をいう彼ら（彼女ら）はどういうメンタルをしているのかを考えて見ました。
出た結論としては、
彼らは自分で言うほど自分の事をバカだと思っていない、むしろ自分の事を利口だと思っている。
愚かなことを逃げ口上にしている
この口癖に言う人は、だいたい議論から逃げるときに、「自分がバカだ」といいます。なんとなくの傾向として、めんどくさい打ち合わせや自分が不利になる状況ほどこういう口癖を出してくる事がある気がします。
これはこのタイプの人にめんどくさがりが多いからだと思います。彼らは興味のない仕事などの、自分が興味の持てない事柄に対して不誠実な態度をとります。その時の理由としてよく出るのが「自分はバカ」です。
突然「自分はバカ」と言い出す人に対して「そうですねバカですね」とはなかなか常識がある人は言えません。そうなる急に自分が悪くなった気になってその人に譲歩してしまいます。口癖で乗り切れるという事を理解しているのでしょう。
また、大体これを言う人は自分と同格かそれよりも下の人との打ち合わせでしか口癖を言いませんね、
やり込めたことに大して優越感を感じている
「自分はバカ」という人は、多分本当に自分の頭が悪いとは思っていません。ただ、プライドが高い割にとてつもなく優秀というわけでも無いのでしょう。人に勝ちたい、常に自分は正しいと思っている人が多いです。
そういう、良くも悪くも平凡な人間が議論などで勝つために、人をやり込めるために「自分はバカ」と言ってしまうのでしょう。最悪のやり方だとは思いますが、一定の効果があるのは誰もが認めることでしょう。
また、こういう事を言う人はだいたい上司と下への対応が違います。自分よりも下の人間を言い負かしたい、下のやつの言うことなんて聞きたくない。そう思ってもより良い案が出せなかったり、説明が出来ない時の最悪の平気として「自分はバカ」ということを使うのでしょう。
自分をバカだと言うことを武器だと思っている
「自分はバカ」は強い言葉です。これを言われたら大概のひとは困惑しますし、意味のない罪悪感に駆られると思います。
「自分はバカ」を言う人はこれを交渉や議論のテクニックだと勘違いしてるのでしょう。これを言えば議論に勝てる、交渉をスムーズに進められる。
「自分を下げて議論に勝つ自分かっこいい」などと思っているかどうかはわかりませんが、「自分はバカ」を口癖のように言う人は、自分がバカだとは絶対に思っていません。
自分のことをバカっていうやつは本当に馬鹿になる
まとめると、「自分はバカ」を口癖に言う人は、
・考えることや議論が苦手な「めんどくさがり」
・平凡な頭とそれ以上のプライドを持っている
・「自分はバカ」で人をやり込めることに快感を覚えている
・「自分はバカ」ということを議論のテクニックだと思っている
・上司に対しての言いわけには「自分はバカ」を使わない
考えた結論としては、「自分はバカ」は平々凡々でプライドが高いタイプが、本当に優秀な（立場上自分より下の）人間に対して勝ちたい時に使う飛び道具のようなものなのでしょう。
最悪ですね。
ただ、この人達が理解していないのは、それを口癖の用に乱発することでしょう。本当に賢い人からは、そんな見え透いた手法は見抜かれます。また、そんな口癖の人間に魅力を感じる人はいないでしょう。だんだんと見抜かれて、部下や同僚人からも馬鹿にされることでしょう。
「自分はバカ」なんて口癖は止めましょう。
「自分はバカ」なんて言っている人は、そのうち本当にバカになってしまいます。
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