ひとつでは少なすぎる。

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社会人はブログをやって、アウトプット力を鍛えたほうが良いという話

社会人になると、自分の考えを発信する機会というものが極端に減ります。学生時代なら、レポートやなんやらがありますが、働き始めるとルーティンワークばかり、年次で上がる給料とは反対に、思考力は落ちていきます。

 

 

自分の考えや分析した事を発信する、いわゆるアウトプットすることは、あなたの思考能力を鍛えるうえでとても効果的です。アウトプットの為の力を鍛えるために、ブログを使うことは、すべてのサラリーマンにとって有益な事です。

 

コンサル社員の市場価値が高い理由

コンサルティング会社に入社すると鍛えられると言われるのは、彼らの仕事自体が、通常の会社のおこなるルーティング業務とは違って、顧客の課題設定や解決方法の提示といった、アウトプット業務が主体で成り立っているからです。

 

大事なのは、日常の業務がアウトプット業務で成り立っているから、コンサルの社員は成長できるのです。ならば、一般の会社員でも、常日頃からアウトプットする機会に恵まれれば、そうでない人よりも圧倒的に成長することが出来るはずです。ただ、それを日常的に行っている人はまれでしょう。

 

アウトプットすることを主体にする事が出来る仕事は、あまりありません。通常の社会人はルーティンワークに忙殺されています。

 

業務でアウトプットを行う機会のないひとは、ブログを始めることをおすすめします。慣れないうちは大変ですが、何事も慣れです。日常的にアウトプットすることで、あなたのアウトプット力はメキメキと鍛えられます。

発信できれば、理解出来ている証拠

アウトプット、情報を発信するためには、論理的な文章を書く必要があります。ブログの書き方本などで、話すように書けば良いと書いてあるものもありますが、アウトプット力を鍛えるためには、しっかりとした説得力のある文章を書く必要があります。

 

例えば、仕事の引継書などを作ろうとします。自分の仕事の事について書けばいいだけなので、いつも後輩に説明するように、さらさらと書けるかと思ったら、そうは上手く行かないでしょう。

 

口語では、なんとなくで説明できているところが、文章ではなかなか上手く書けません。口頭で説明する場合は、擬音やジェスチャーなど言葉以外で説明することが出来ます。一方で、文章だけですべてを伝えるには、今まで適当に流していた曖昧な部分も、論理的に理解して説明する必要があります。

 

逆に、すべてを文章で説明できるよう日々努力出来れば、論理的に書く力・話す力が着実に付けられます。これは仕事でも私生活でも役立つ能力です。自分が学んだこと、理解した事を人にわかりやすく説明できる能力を持っている、説得力のある話し方が出来る人は、みな論理的に話す力が強い人だと言えるでしょう。

 

自分の思いを文章にしたためる。初めは書き切ることすら難しいかもしれませんが、書き続けることで着実に力が付けられます。

アウトプットする習慣でインプットも変わる

ブログを書き始めてアウトプットを習慣にしていくと、論理的に考える思考の他に、日々の情報の受け取り方にも変化が現れます。アウトプットをする前提で、インプットをするようになり、受け取る情報を、より主体的に取ろうという姿勢に変わってきます。

 

十分だと思っていた知識が、アウトプットする過程で、意外なほどに不勉強だった事を自覚して、再度勉強し直したりすることもあります。今までは興味のない分野だったけど、ブログを書いていたら興味が出てきたので、最新の情報を調べてみることもあるでしょう。

 

アウトプットを始める前は、新聞やテレビの情報を漠然と受け取って満足していたかもしれませんが、ブログを書き始めると、そんな情報では物足りなくなります。

 

テレビで流れているような月並みな情報を語っていても、意味がありません。ニュースに対して、自分なりの分析や意見をアウトプットする事が大切だと分かるのです。